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現実に慣れ、夢で君に会う そんなことを繰り返しているうちに、2週間が経過していた
現実の宇宙にも、君が言っていたように 星まみれで、何も無い場所
パセリ
メイ
パセリ
メイ
メイ
パセリ
今、真っ暗な夢と同じように、宇宙には闇が広がっていて、そこに命を繋ぐようにチカチカと点滅する星がある。
メイ
パセリ
パセリ
メイ
パセリ
メイ
パセリ
そうして2人は窓を離れ、メイに連れられて機能していない応接室へと向かう
メイ
メイ
パセリ
持ってきた紙の束は、生物に関する図鑑ほどの厚さだ、こんなものをどうやって持ってきたのかはパセリには知る由もないだろう
パセリ
メイ
1番上の資料を見ると、2910年の事が書かれていた
2910年 12月23日 今日未明、南米の全土が凍り、再起不能の状態となった、確かに絶望的な状況だが、それと同時に、私達は宇宙に逃げることが出来るともなった。
私達は、この絶望的な███年を終えたのだ、終えられるのだ 「space shuttle」に幸福を、救いを与えてくれ ヒトの形を保ったまま、この絶望から手を離すことが出来たのだ。
パセリ
メイ
メイ
メイ
メイ
パセリ
パセリ
メイ
メイ
メイ
メイ
メイ
メイはそう呟き、紙束を少しずつ分けると、太陽に関する資料を取り出す それを、パセリに渡した。
パセリ
2493年、12月31日 太陽が超大規模の爆発を起こした 太陽の情報は地球で急速に広がり、最初は陰謀論かと疑われていたが、数日後にはそれが創作だと疑うものは居なくなっていた
「爆発の原因は未だ不明、現在は代わりとなるものを開発中だが、この先地球で生きることが出来なくなる日は近い。」と研究員は語っている。
パセリ
メイ
パセリ
メイ
メイ
メイ
メイは苦笑しながらそう言った
メイ
パセリ
メイ
メイ
パセリ
あんま考えすぎんくていいだろって、ポジティブに考えた方が辛くないだろ?
「ま、んな事言われても辛いもんは辛いか!泣きたい時は泣け!」
父さんは、ハッキリとそう言う事ができて、すごく思考が明るくて、よく笑う人だった
そのポジティブが煩わしいと考えていた時期もあった、反抗したこともあった、けれど、
父さんは否定ばかりの私を、1度も責めたことはない。
そう、あの時も_
メイ
メイ
メイ
そう言うと、メイの声は途端に震えて、目には涙を溜め始めた。
パセリ
ボロボロと涙は溢れてるのに、それでもなお涙は溜まり続けていて、本当に滝のようだった。
メイ
メイはすぐ涙を拭った。
メイ
パセリ
パセリ
メイ
メイ
メイ
パセリ
そして、パセリが応接室を出た。
応接室 かつて交流のために使われていた一室、本来は相手のホログラムが表示されるものだが、この場所にいる人以外は絶滅した上、この場所の人はチップで連絡を行っているため、現在は使われなくなっている。
夢で君に会う
パセリ
ハデス
パセリ
ハデス
会う度に目を開けていいか聞くが、絶対に断固拒否される
パセリ
パセリ
ハデス
ハデスは少し様子が変わった。
眼を奪われているパセリにとって、全く気づくことが出来ないほど微妙な変化だった。
ハデス
パセリ
ハデス
パセリ
パセリ
ハデス
パセリ
パセリ
ハデス
パセリ
ハデスが微笑むと、駅に着く前に意識を落とした
パセリ
夢から勢いよく醒めると、反射的にガバッと起き上がる
荒くなった呼吸を落ち着かせ、思考をシャットダウンさせようとする
パセリ
ハデス
ハデス
ハデス