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おはようございますっ(?)

ただいま深夜ですっ

今回は前回紹介したあらすじの読み切りを_______

って言いたいのですが、

スン↓マセーン↑(゚∀゚)!!!(>_<)

夢中になって書いていたら、いつの間にか前世とかの転生要素が無くなってて、あらすじ見たあとだと色々ツッコミ入れたくなるような小説が完成してしまいました……

しかし気づいた頃にはもう完成__.となっていました……

手直しを仕様にも、徹夜で書いているのでする気力なし&結構な長編なので「まぁこれはこれでいっか!」と、自己解決しちゃったので、

今回は前回言ってたあらすじとは全く関係ありません!

ごめんちゃいm( __ __ )m

………因みに私史上最高の800文字以上です

それでは!

おやすみ( ु⁎ᴗ_ᴗ⁎)ु.。oO

???

ღ#&@↑♯ღ田ァー

紗夜

っやだ

紗夜

こないでぇ_

紗夜

うっヒック

グシャッ

紗夜

あっあっ……

紗夜

足が………

紗夜

あしがぁぁぁぁぁあぁ

グシャりと足は潰されていて、骨が見えていた

紗夜

おっオエエエエエ

びちゃびちゃと汚物が私の潰れた足にかかる

???

気@ღ&寝↑~

紗夜

なっなんなの!!!

紗夜

貴方は誰!?

人だということは分かるのに、何故か顔だけが見えない……

分かるのは……

今私を殺そうとしていること……

紗夜

なんでっ

紗夜

なんで動けないの!?

紗夜

こんなにもっ_______

あれ!?なんで声が出ないの!?

ニヤッ

???

亜歯花歯歯!!!!!

???

…_#&…&ღ&

なんで笑ってるの……

何を言ってるの?………

その一秒後、私が気づいたことは……

紗夜

亜レっ??

首が潰されていた事だった

いつ起こったの???

いつオ御っだのぉ………

紗夜

紗夜

_____

???

亞は

???

亜歯歯歯歯歯______

???

間田明日♪♪♪

消えゆく意識の中で、あいつが笑っていることだけは分かった____

ブツっ

紗夜

…………はっ

起きた時の私は過呼吸になっていて、

冷や汗でベッドのシーツが濡れていた…

紗夜

はっはっ

紗夜

はっはっは_______

紗夜

あれはなんだったの?

紗夜

紗夜

_……あれ?

紗夜

あれ、このベッドに置かれてるノートはなんだろう?

紗夜

…………

私は無言でノートをペラペラとめくった

あの悪夢は………

紗夜

起きてからわずか数十分で記憶を失う

私は2週間程前からその悪夢の日記を書いていた

紗夜

あっ

紗夜

早く………

紗夜

早く書かないと……!

日記を書いているうちに分かったことがある

1つ目

必ず深夜の教室で夢は始まること

2つ目

夢の中で私は1歩たりとも自分からは歩けないこと

紗夜

カリカリ

3つ目

「あいつ」が殺しに来ること……

お母さん

紗夜~

お母さん

早く起きなさい~

お母さん

寝坊よー

紗夜

はーい!!

すぐには来ない

私がこの異様な雰囲気に恐怖した時にやってくる

あいつが話していることは分からず、顔も何故か見えない

紗夜

謎だなぁ

でも………

私を殺した時にあいつは必ず笑う

声はかすれていて、喉に痰が詰まったような声色をしていた

お母さん

ま~だ~な~の~ぉ

お母さん

紗夜!!!!!!

お母さん

寝坊って言ってるでしょ~!!!

紗夜

ヒェッ……はぁいー

お母さん

全く………

お母さん

今日は大学早いんじゃないの?

紗夜

あっそうだった………

お母さん

サボらないでよー

紗夜

はーい

紗夜

オッはよー

お父さん

おーおはよう

お母さん

全く!!

お母さん

朝ごはんの準備を手伝う約束は!?

紗夜

あはは……

お母さん

もう!!!

お父さん

まーまー母さん

お父さん

そんな怒らないであげてくれ

お母さん

貴方はいっつも紗夜に甘いんだからぁー

お母さん

はいっ

お母さん

朝ごはんのフレンチトースト!!!

紗夜

ほわぁ~美味しそう…

お母さん

ちゃんと明日からは朝ごはんの準備手伝ってね!

紗夜

はぁいー

お父さん

今日って何日だっけ?

お母さん

えっと……

紗夜

12月13日だよ

お父さん

おおそっかありがとう

お母さん

単位は大丈夫そう??

紗夜

結構自信あるよ?

お父さん

よかったなぁ

お母さん

サボってなかった?

紗夜

大丈夫、大丈夫!!!

お母さん

……その自信はどこから来るのかしら

お父さん

まぁいいじゃないか!

紗夜

あっやべ

お母さん

はぁ………

お母さん

全く………

お母さん

遅刻しないでよー!

紗夜

はいっ

紗夜

そろそろ行ってきまーす

お母さん

行ってらっしゃい!!

お父さん

行ってらっしゃい

私は駆け足でいつもの見慣れた街を走っていた

紗夜

ハァハァ

紗夜

走るのキツい~

紗夜

私ずっとマラソンとか最下位だったもんな………,

紗夜

 それにしても………

紗夜

同じ悪夢をずっと見続けるって

紗夜

何か精神状態に異常があるのかな……

紗夜

…………うーん

ピロリンッ

紗夜

あっ

紗夜

優香からLINEだ

優香

起きてるー??

紗夜

紗夜

起きてるよ

優香

よかった~

優香

紗夜いっつもサボったり、遅刻したりしてるから…

優香

単位取れないぞー
フンッ(。-`へ´-。)

紗夜

紗夜

結構自信あるよ?

紗夜

紗夜

って言うかお母さんと同じことおってる笑

優香

「言ってる」でしょー笑

優香

どんだけまだスマホ慣れてないんだ笑

紗夜

紗夜

だって入力しにくいじゃん!

優香

まぁしばらくしたらなれるさ!

優香

私はもう少しで大学着くけどそっちは?

紗夜

紗夜

あと15分ぐらい

優香

〇к!!(*`・ω・)ゞ

優香

一旦じゃあの~

紗夜

紗夜

バイバイ~

紗夜

うーん

紗夜

やっぱスマホ慣れないなー

紗夜

ガラケーが恋しい笑

紗夜

おっ

紗夜

思ったよりも早くついたな~

紗夜

優香まだ着いてないかm_____

優香

あれ!?

優香

紗夜早くない!?

紗夜

いた~笑笑

優香

??

優香

何が?

紗夜

いやこっちの話

優香

まぁいいや

優香

ほい授業行くぞ~

紗夜

一緒にしよー

優香

ホイホイ

教授

~でここは~であるからして~

ピロリンッ

紗夜

わっ

紗夜

(ヤバい………)

紗夜

(LINEの通知切るの忘れてた~)

教授

おい💢

教授

携帯の電源はきれっ

紗夜

………すみません

教授

はいっじゃあ続きやるぞ!

紗夜

(全く誰からの通知だ?)

紗夜

(……優香かいっ!!!)

優香は少し申し訳なさそうに笑いながら両手を合わせていた

紗夜

紗夜

(*`^´)

優香

ごめんって笑笑

紗夜

紗夜

全く!!!

優香

携帯の電源は切らなくていいの~笑
( ・∀・) ニヤニヤ

紗夜

紗夜

……そっくりそのまま返すわ

優香

あはは

優香

紗夜ってさー

紗夜

うん??

優香

佳貴くんのこと好きでしょー
( ・∀・) ニヤニヤ

紗夜

紗夜

紗夜

へっ!?

紗夜

どどどどどうしてそう思ったの?

優香

女のカン!

紗夜

恐ろし!!!…

優香

って言うか返信のスピード早くなったじゃん笑笑

紗夜

慣れた

優香

はやΣ(゚д゚lll)

優香

さては………

優香

お前隠れて練習しただろぉ~
( ・ิω・ิ)

紗夜

しとらん

優香

………すげぇ

紗夜

笑笑

優香

あっ

紗夜

何?

優香

紗夜!!!!!

優香

前!!!!

優香

教授が!

紗夜

え_____

思わず前を見ると教授が眉毛をピクピクさせながら目の前に立っていた

紗夜

あっやべ

教授

お~ま~え~

教授

よっぽど落第にされたいようだな💢

反射的に優香の方を見ると、

何やら口をパクパクさせていた

紗夜

(ん!?)

紗夜

(なになに……)

優香

(ご)

優香

(め)

優香

(ん)

優香

(ね)

紗夜

(こんにゃろぉー)

紗夜

(まぁ自業自得だけど………)

紗夜

(………あっ)

紗夜

(佳貴くんは……)

紗夜

(今日は一緒のクラスじゃありませんように!!!!!)

佳貴

クスクス

紗夜

(あーいたー…………)

紗夜

(………今日はプチ最悪な日だ……)

紗夜

(ん?)

何やらまた優香が口をパクパクしている

紗夜

(なになに……)

優香

(ど)

優香

(ん)

優香

(ま)

優香

(い)

優香

(╭( ・ㅂ・)و ̑̑ぐッ!)

紗夜

………(#・ω・)むかぁ

紗夜

(だ)

紗夜

(ま)

紗夜

(れ)

教授

………です!

教授

それでは、授業を終わります

紗夜

(やべっ)

紗夜

(全然授業聞いてなかった!!)

紗夜

……ただいまぁー

お母さん

おかえりなさいー

紗夜

……そしておやすみなさい

お母さん

あら珍しい

お母さん

でもまだ5時よ?

紗夜

眠い~

お母さん

ハイハイ

お母さん

おやすみ

紗夜

おやすみ~

紗夜

………ん?

紗夜

このノートは確か…………

パラパラとページをめくる

紗夜

紗夜

あっ

紗夜

そうだった……

紗夜

また寝たら悪夢が…

紗夜

うーん…

紗夜

眠いけど寝たくないぃ

紗夜

優香とLINEしよー

紗夜

㌧㌧ヽ(・ω・o) ネェネェ

優香

なんだよ~

紗夜

ヒマ

優香

じゃあ佳貴くんの話でもしようか~
( ・∀・) ニヤニヤ

紗夜

へっ!?

紗夜

なんでっ
Σ(^H^`;)

優香

好きなタイプの子とか…

優香

気になんない?

紗夜

なる

優香

笑笑

優香

やっぱ好きなんじゃん
( ・´ヮ・`){あははw)

紗夜

……(๑ŏ н ŏ๑)ムゥ…

優香

大丈夫、大丈夫

優香

佳貴くん紗夜みたいな天然キャラが好みだから

紗夜

え!?

紗夜

私って天然キャラだったの!?

優香

そうゆう所が天然だっつうの!!!!

紗夜

笑笑

紗夜

見た目とかでは?____

優香

教えて欲しい?

紗夜

うん

優香

でもなぁ~

紗夜

?

優香

今眠いんだよなぁー

紗夜

お願いっ

優香

やっぱ明日ね~

紗夜

お願いしますっ!

優香

紗夜も寝な~

優香

おやすみ

紗夜

ん~~~

紗夜

やだ

優香

寝ろ

紗夜

やだ

優香

寝ろ

紗夜

やだぁ⁝(ᵒ̴̶̷᷄൧̑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝

優香

優香

紗夜

ぅー

紗夜

はぁ……

紗夜

寝るしかないのか…

ピロリンッ

紗夜

紗夜

優香ナイス!

紗夜

紗夜

………ん?

紗夜

誰これ

???

来ン似血歯

???

オ迎絵似来田ョぉ

紗夜

どなたですか??

???

寝六

???

早九

???

寝六

???

早九

紗夜

????

紗夜

紗夜

(怖い…)

紗夜

(ブロックしよう…)

紗夜

………なんだったんだろう…

紗夜

………ねむ

紗夜

…………そもそもなんでそんな寝たくないんだっけ……………

紗夜

まぁ………………いっか____

紗夜

……………おやすみ______

紗夜

…………ん

紗夜

ここ……どこ?

そこは異様な雰囲気を放った理科室のような場所だった

紗夜

ウワッ___なんか薬とかもある…,

紗夜

取り敢えず…移動してみるか……

カッカッカッ

自分の足音が廊下に響く

紗夜

………こんなに自分の足音ってうるさかったけ…………

紗夜

…………

紗夜

なんだか

紗夜

紗夜

不気味で怖いな

コツコツ

紗夜

ん???

コツコツコツコツ

紗夜

………誰かの足音??

紗夜

………ゾワッ

背筋に寒気が走った次の瞬間

私は反射的に目の前にあった教室の中に入った

紗夜

………っ

紗夜

はぁはぁ

紗夜

息……してなかったのか…

紗夜

危険な感じがする………

コツコツコツコツ

何故だろうか……

あのまま教室を出れば、

「死」が待ってる気がする…

………杞憂であってくれ

コツコツコツコツ

紗夜

……あそこのロッカーに入ろう

……ガチャン

紗夜

紗夜

……え

紗夜

急に足音が_____

コッコッコッ

紗夜

急に早足に____

コッコッコッ

紗夜

______

コッコッコッコッコッコッ

紗夜

ピタッ

紗夜

……止まった?

ガラガラガラ

紗夜

_______!

隣りの教室が開く音がする………

ドッドドッドッ

紗夜

心臓の音うるさい!!

冷や汗が頬を伝った

コツコツコツコツ

紗夜

…………ばれませんように

ゴッゴッゴッゴ

紗夜

…………!?

紗夜

何?

???

@←♡♯♯←@@↑♯♯

???

¥@@♡…↑

紗夜

…………何か声が

そっと耳をすませようとした時______

スっ

紗夜

……………もうなにも言ってない

僅かだが…

カッカッカッ

紗夜

え!?

紗夜

引き返し_______

ガラガラガラガラ

ピシャ

金属と皮膚が擦り合う音がした

紗夜

え!?

紗夜

なんで…………

紗夜

紗夜

まさか耳をすませた時の______

紗夜

…………有り得ない!

紗夜

ありえないありえないありえないありえないありえないありえない

そして_________

ガラガラ

ピシャ

紗夜

ああ……………

もうこれからされる事は、本能的に分かっていた

???

モ~良良化胃

???

亜歯歯歯歯歯歯歯歯歯歯歯!!!!!!

紗夜

紗夜

紗夜

紗夜

_________

私は余りの恐怖に、失神してしまった

紗夜

…………………ッ

紗夜

う………………ン

あれ!?

私寝っ転がってる!?

うーん

まだ眠いのか瞼が重い………

お母さん

……紗夜~!!!!!

お母さん

早く起きなさい!

紗夜

うーん…………

お母さん

全く…………

お母さん

早く目を空けなさい!!!!!!!

お母さん

ま~た 遅刻するわよ!

紗夜

はーい……………

紗夜

う______ン

紗夜

今何時~

早く起きなきゃ…………

パチッ

紗夜

……………え?

???

紗夜~早く起きなさい!

???

また 遅刻するわよ!

紗夜

え なんでお母さんの声______

???

紗夜ぁーオ貴な際!

???

間ダ 血コク素るぅわぁ夜ォ

ああ私は…………

???

憂不ッ

???

亜歯歯………………

???

亜歯歯歯歯歯歯歯歯!!!!!!!

まだ夢から

あいつが刃物を私に向かって振り下ろす

覚めてなかったんだ

ブツッ

紗夜

……… はっはっは

紗夜

今回は………

紗夜

大丈夫________

紗夜

あれ、

紗夜

このノートは…………

紗夜

紗夜

そうだった…

紗夜

あれ!?

紗夜

でも……………

紗夜

あの日記では、

紗夜

「教室」から始まって

紗夜

絶対に「自分からは歩けない」んじゃぁ……………

紗夜

紗夜

………!

紗夜

今日は________!

紗夜

12月14日……!

紗夜

_______何か関係が?___

紗夜

…………おはよう

お母さん

…………!

お母さん

あら、おはよう

お母さん

今日は早かったわねぇ

お父さん

ふぁぁ

お父さん

おはよう~

お父さん

お父さん

おっ!?

お父さん

今日は早いな~

紗夜

………うん

お母さん

今朝ごはん作るわね~

紗夜

……いらない

紗夜

…………あのね!!!!

紗夜

今日学校物凄く早いから……

お父さん

____えっでも今日は……………

紗夜

行ってきます!!!!!!

バタン!

お父さん

お父さん

休みだぞ…

お母さん

デートじゃなーい?

お父さん

Σ(゚д゚lll)

お父さん

………(´・ω・`) ショボーン

紗夜

………飛び出しちゃった

紗夜

ピロリンッ

紗夜

………!

紗夜

優香からだ!

優香

今日遊べる~?

紗夜

遊べるよ~

優香

やった~

優香

(「・ω・)いまどこ?

紗夜

大学の近く

優香

へー珍しい!

優香

ベッドの上とか言いうと思ってた!

紗夜

失礼なっ

優香

笑笑

優香

どこ行く~

紗夜

オナカヘッタハングリー(›´ω`‹ )

優香

朝ごはん食べてないの?

紗夜

うん

優香

じゃあ近くのカフェでもはいってて!

優香

名前は…………えーっと

紗夜

「hidden house Cafe」ってやつ??

優香

そうそう!!

優香

前から気になってたんだよね~

優香

先入ってて!!

紗夜

OK!

紗夜

あっオシャレ~

紗夜

優香喜びそー

紗夜

メニューってどんなのあるかな~♪

紗夜

…………♪

紗夜

あっ

紗夜

巨大シャインマスカットパフェとか美味しそ~♡

優香

優香

おっ

優香

おはよ~紗夜

紗夜

おはよう~

優香

オシャレなお店だね~

紗夜

それ思った!!!

紗夜

でさー

紗夜

このパフェ美味しそうじゃない!!!

優香

ほんとだー美味しそう
(*・﹃・*)ジュルッ

優香

これ巨大だし、2人で食べよ~

紗夜

良いよ

紗夜

タブレットで注文しよー

優香

はー………

紗夜

………?どうしたの

優香

いや、今どきの技術って凄いな~って

紗夜

ね~

紗夜

ここ数年で急に進歩したもんね

紗夜

………………でさ

紗夜

相談したいことがあるんだ…

優香

………どうしたの?

紗夜

______あのね

私は今までの悪夢の出来事を話した

優香

……なるほどね

優香

……………

優香

なーんか見たことある…………

紗夜

?????

紗夜

どこで?

優香

小説で……

紗夜

へーぇー

優香

その夢ね、ほとんど実話なんだって

紗夜

!!

紗夜

その………作者さんはどうやって悪夢から逃れたの???

優香

話では

優香

その夢に出てきた化け物を倒したんだって

紗夜

私も、夢の中にある悪夢を倒したら解放されるかな??

優香

さあね?

優香

でも、未だに打つ手がないならそれをしてみるのもいいんじゃない?

紗夜

うん!

紗夜

そうしてみる~

優香

でも、それが月に1度じゃ無くて年に1度だったら怖いね………

紗夜

………多分大丈夫

優香

?

優香

なんで?

紗夜

…女のカン!!

優香

あ~らそ

ピロリンッ

優香

あっ

優香

私だ

優香

優香

…………

優香

ごめん…………紗夜

紗夜

用事?

優香

………うん

紗夜

大丈夫!!!

紗夜

また遊ぼうね!

優香

うん!!!

紗夜

…ただいまぁー

お母さん

あらお早い

お父さん

(´・ω・`) ショボーン

紗夜

………なんでそんなお父さんはしょんぼりしてるの?

お母さん

あー笑笑

お母さん

こっちの話

紗夜

…ふーん

紗夜

……………うーん

紗夜

どうやってやっつけようか…

何かヒントはないかと思い、ノートを見返して見る

紗夜

…………そうだ!!

紗夜

そもそも恐怖を感じ無ければいいのでは!

紗夜

うーんでも

紗夜

記憶が数十分後には無くなるから、無理か~

紗夜

じゃあ…

紗夜

目が覚めるまで隠れ続ける?

紗夜

うーんでも…

紗夜

あいつの聴力が半端じゃないしな………

紗夜

じゃあ…

紗夜

武器で撃退?

紗夜

うーんでも

紗夜

そうゆう薬があるとも限らないし………

あれ!?

紗夜

…………何か

紗夜

重要な答えを知っているような………

紗夜

何か走り書きとか………

私は必死でノートの隅々を探した

紗夜

っ…………あった!!!!

紗夜

「危険薬品有り」だって………

紗夜

書いてあってよかった~

紗夜

後は毎日来る悪夢に耐えながら来月を待つだけ!!

1月13日

紗夜

良し!!

紗夜

いよいよ今夜か……

紗夜

………毎日殺されるのは凄い辛かったけど

紗夜

いつも優香が励ましてくれたおかげで乗り越えられた

紗夜

でも

紗夜

そろそろ精神的に限界だ……

紗夜

今夜で殺らないと…

紗夜

________うーん

紗夜

あれだけ言ってもし年に1度だったら……

ピロリンッ

紗夜

おっ優香からかな………

優香

いよいよ今日だね~

紗夜

うん!!!

優香

クロロ硫酸と水酸化ナトリウムの作り方は覚えてるよね?

紗夜

勿論!!!

紗夜

ただ毎日悪夢にうなされる毎日じゃなかったんだからね!

優香

取り扱い方には気をつけてね~

優香

かかったら皮膚溶けるから笑笑

紗夜

笑いながら言うことじゃない!

優香

ごめんって笑

そう

私はこの1ヶ月、やつに対抗する術を必死で考えてきた

優香

別に数十分で失うのは「悪夢」の記憶だけだから、

優香

薬の知識の記憶は失わないからね~

紗夜

頑張る!_!

優香

あと

優香

作戦通りに行くと良いね

紗夜

計算したら時間ギリギリだもんね笑

優香

復習しとけよ

紗夜

ウン

紗夜

good night…✴︎🌙.°

優香

えっ

優香

もう寝んの!?

紗夜

う……………ン

紗夜

zzz_(-ω-`_)⌒)_

優香

お休み………

紗夜

…………はっ

紗夜

ここは……理科室?

紗夜

薬………作らなきゃ

何故かは分からなかった

ただ、今こうして自問自答している中でも、私の頭は、片隅で「早く薬を作れ」と、叫んでいる

薬の調合が始まる

紗夜

最短時間で15分だ

紗夜

っギリギリだな

残り13分

紗夜

硫酸に塩を加えて…………

紗夜

(大丈夫………手順通りにやれば…)

残り10分

紗夜

良し!

紗夜

後は待つだけ…

紗夜

次っ

紗夜

塩水を電気で分解していく…

残り7分

紗夜

後は置いとくだけ………

残り5分

1秒1秒が長く感じる……

残り2分

コッコッコッ

紗夜

………!!!

紗夜

来た!

残り1分

紗夜

良し!

紗夜

完成した!!

コッコッコッ

紗夜

…………!近づいて来た

コッコッコッ

紗夜

……………!!!!

紗夜

気づいたか

ゴッゴッゴッゴ

紗夜

ピタッ

紗夜

………相変わらず趣味が悪い……

???

……何処化なぁー

ガラガラガラガ.__________

紗夜

おりゃ

私は思いっきりクロロ硫酸をかけた

???

憂輪ッ

紗夜

良し!!効いてる

紗夜

…………ウワッ

ドロドロ

………覚悟はしていたものの、

この腐臭と見た目は凄いものだった

きっと一般人が見たなら気絶しただろう

鼻を直接殴ったような痺れる鼻腔も、骨が抉り出ている足も

正に「地獄絵図」と呼べるようなものだった

紗夜

それを気にも止めずに、次々と作った薬品をかけて行った私は

気付いていない内に、 壊れていたのかもしれない

紗夜

……………

???

亜っ…………亜亜

???

田酢ヶで

???

ォ寝ガ________ぃ

紗夜

……うるさい

バシャ

私は残った最後の1本を思いっきり頭に向かって投げつけた

???

あ……………………

???

紗夜

紗夜

………………やったあ

紗夜

……………………やったんだ!!

手がまだ震えている

恐怖の震えでは無い

喜びと快感の震えだ

紗夜

っついにやった

紗夜

やっった~!!!

パァと光が見えた

紗夜

♪♪♪

これで終わりなんだ!!

ジジッ

紗夜

はっ

紗夜

_______やっった~!!!!

紗夜

おはよっ♪

お母さん

おはよう

お父さん

おー

お父さん

ご機嫌だなァ~

紗夜

うんっそうなの!

お母さん

今日はホッドヶーきよォ

紗夜

お母さん!!

紗夜

「ホットケーキ」が「ホッドケーキ」になってるよォ

お父さん

ソうダぁぞー

紗夜

????(なんか変)

お父さん

祖う

お父さん

ソう祖憂ぞ売そうソゥ

???

そう!!!

紗夜

……!なにっ

紗夜

なんであいつが…

お母さん

亜歯は歯

紗夜

なんなのっ

私は慌てて家を飛び出した

ジジジッ

紗夜

優香っ

紗夜

優香は?

紗夜

何かがおかしい………

紗夜

…………っ優香!!!

紗夜

あのね

優香

どーしたの紗夜ちゃんー

紗夜

……??

紗夜

ちゃん?

紗夜

優香いつもはちゃん付けしてない____

優香

土ォしぃ田野ぉー

紗夜

ひっ

私はただあてもなく走り回っていた

紗夜

っなんなの!?

紗夜

何が行けなかったの!?

紗夜

ッ_________

ジジジジっ

紗夜

なんで?!

紗夜

空が…………

そこには信じられない光景があった

紗夜

空と街の建物が混同して渦巻き模様になっている

紗夜

……何処から間違ったの

紗夜

______あぁ

紗夜

ああああああああぁぁぁ

紗夜

なんでっ______

この叫びは、乾いた空に消えていった

とある学者

………っ

とある学者

これは凄いっ____

とある学者

誰かの記憶を埋めるだけでこんなにもAIが感情的になるとは!

とある学者

記憶の提供をありがとう!

とある学者

紗奈さん

紗奈

………と言っても姉のですが

とある学者

これは大きな進歩ですよ!!!

とある学者

これらを利用すれば、機械の技術も増える!

紗奈

あの………

紗奈

一部始終を見てて思ったのですが、何故最後にこのようにバグが起こったのですか?

とある学者

バグじゃ無くて「壊れた」の方が正しいかな

とある学者

君はコンピュータのウイルスやバグが全て無くなるとどうなると思う?

紗奈

どうなるって……どうにもならないんじゃあ

とある学者

でも違う

とある学者

全て無くなるとそのコンピュータは壊れてしまうんだ

紗奈

………つまり?

とある学者

あの化け物がこの世界にいる唯一のバグ.ウイルスだったら……

紗奈

紗奈

あっ

とある学者

そう……このAIは自らのバグを取り除いた為に自らを破滅に導いたのだ

とある学者

しかし、この複雑なバグをAI自らが考え、実行して取り除いたのか………

とある学者

使えるな………

紗奈

…………

とある学者

ところで、

とある学者

お姉さんの記憶を勝手に使って良かったのかい?

紗奈

もう…………

紗奈

亡くなっていますから

とある学者

まぁもう亡くなった紗夜さんの心情を聞くことが出来ないからね…

紗奈

姉が苦しむ姿を見るとスッキリします

とある学者

まぁ無理もないね

とある学者

今貴方の家族にのしかかっている借金は、紛れもなく君の姉のせいなのだから………

紗奈

相談もしないで勝手に電車の飛び込みで死んで、

紗奈

多大な慰謝料請求をされたんですよ!?

紗奈

憎くないわけがありません

とある学者

はい、報酬

紗奈

………ありがとうございました

紗奈

私はそろそろ………

とある学者

ああ……

とある学者

ありがとうね

バタンっ

とある学者

………嘘つきだねぇ

とある学者

このAIの行動は、いい印象のものが大半だった

とある学者

本当に姉が憎いなら、

とある学者

姉の行動は紗奈さんの印象が悪かったものしか取らないはず………

とある学者

やっぱり……

とある学者

人間って面白いねぇ

紗奈

………これで良かったのだろうか

AIとなっても、苦しみを与えた罪悪感が胸を貫く

紗奈

………なんでそんな事したのっ

紗奈

おねぇちゃん………………

お父さん

…おかえり

紗奈

……っただいま

お母さん

おかえりなさい…

紗奈

はい…

紗奈

お金

お父さん

……

紗奈

…………っあのね!

紗奈

私………

紗奈

罪悪感で推し潰れそうなのっ!

紗奈

お母さんやお父さんはもう一生許せない程怒ってると思うけど…

紗奈

どうしてもっ_______

お母さん

大丈夫よ…………紗奈

お母さん

私も同じだから

お父さん

俺もだよ…………

お父さん

………だからこそ、罪悪感から逃げるんじゃ無くてしっかり向き合わなきゃ行けない

お母さん

明日ね……

お母さん

紗夜のお線香上げに行きましょ…

紗奈

………っうん!!

紗奈

お姉ちゃんが好きな、マスカットも買って来なきゃ!

お父さん

そうだな!

私は、自分の罪悪感に目をそらさず、無理に憎まずに、向き合って愛して上げたい…..…..

これは私の、小さなお話_________

ジジジッ

紗奈

??

紗奈

………何処かで聞いた事があるような…

お母さん

?どうしたの

紗奈

……………

紗奈

ううん

紗奈

なーんでもない!

もし、貴方が現実だと思っていた世界が、全て作りものだった時、貴方はどうしますか?

親からもらった愛情も

何気ない友達との会話も

今まで学んできたものも

涙を流す程の喜びや

身をさく程の悲しみも

全て

全て

全て

この世界という名の鳥かごの外から人工的に作られたものだとしたら、

貴方は、どうしますか?

もしかしたら、

今貴方が生きているこの世界も

偽物かもしれませんよ

この作品はいかがでしたか?

53

コメント

41

ユーザー

面白かったです!

ユーザー

フォローありがとう!!

ユーザー

面白いっすね先輩!

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