どこまでも愛おしい。
みことくん
みことくん
すちくん
すちくん
すちくん
”命を落とす”
他の医師
みことくん
みことくん
先生は真顔で俺の目に訴えかけた
すちくん
みことくん
すちくん
先生は俺に微笑みかけて頭を撫でてくれた
みことくん
ここは俺の憩いの場
感情がよくまとまんない時にここに来るんだ
みことくん
すちくん
みことくん
みことくん
みことくん
みことくん
みことくん
すちくん
みことくん
すちくん
みことくん
俺の気持ちの影がさぁーっとひいて言った気がした
みことくん
すちくん
みことくん
すちくん
みことくん
先生は元々歌手だったけど何故か医者になったらしい
すちくん
先生は本当に不思議だ。
みことくん
すちくん
みことくん
すちくん
みことくん
嬉しくて頬が綻んだ
みことくん
すちくん
すちくんとの時間はあっという間。
気づけば残り、一ヶ月になってしまった
そんなある日だった
すちくんが扉を勢いよく開けた
肩を激しく揺らしている
みことくん
すちくん
『治療法、見つかったって。』
みことくん
すちくん
みことくん
嬉しくて涙が溢れてきた
すちくんが優しく抱きしめてくれる
薬の投与が始まって二週間がたった
他の医師
すちくん
『ガシャン!!』
そんな金属の音と共にすちくんが器具を落とした
他の医師
すちくん
すちくん
他の医師
みことくん
すちくん
すちくんの笑顔はいつもとは裏腹に引きつっていた
あの日から薬の投与が無くなった
みことくん
すちくん
みことくん
すちくん
みことくん
すちくん
すちくんが俺の手を握って話を逸らそうとする
その手を俺は振り払った
みことくん
みことくん
すちくん
すちくん
死ぬんだよ
みことくん
すちくん
すちくん
みことくん
そう聞いた俺の唇は震えていて 手は使い物にならないくらい力が入らなかった
すちくん
すちくん
みことくん
すちくん
みことくん
そんなこと出来るわけないのに
みことくん
すちくん
みことくん
すちくん
遂に今日だ。
今日、俺は確実に死ぬ
みことくん
すちくん
すちくんの顔はいつもよりスッキリしている
みことくん
すちくん
みことくん
すちくん
みことくん
みことくん
みことくん
自分の悪いとこを喋る口が塞がれる
塞いだものはすちくんの唇だった
みことくん
すちくん
みことくん
すちくん
『"逝けるでしょう?"』
みことくん
この病は感染系だ。
俺に触れると感染する
みことくん
すちくん
『独りにしないよ。』
すちくん
みことくん
俺は声にならない声ですちくんの腕の中。泣きわめいた
泣いてないて、身体の水分が無くなってもおかしくない程泣いた俺は不思議と
朝の恐怖は消えていて
いつでも、逝ける。そんな気がした。
すちくん
みことくん
みことくん
すちくん{二人}みことちゃん
どこまでも愛おしい。
… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽
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解説。 病気少年が生まれた頃からの専属医師。すちと 生まれた頃から不治の病に見舞われている少年。みこと みことくんの周りの大人は本当の事実を教えてくれないのに比べ、 すちくんだけは違った。本当の真実を伝えてくれた。 一緒に過ごす4ヶ月でお互い、惹かれ合ったが、薬の投与物に薬物が混入されており、その薬を投与された者は四十八時間以内に命を落とさなければいけない。治すことなく人生を終えることが決まった
大好きだッ……!!