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口数の少ない君は…

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口数の少ない君は…

3 - 口数の少ない君は…3

♥

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2019年10月03日

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紫月

(はあ、めんどくせえ)

紫月

紫月

数学…

紫月は数学の事しか頭になかった あともう一つそれは… いつも笑っている紗乃の笑顔だった

紫月

(あれ?なんであいつの顔なんて思い出してんだ?)

紫月

あーもう意味わかんねぇ

1人で学校に向かった。 … 教室

男子

あっよう!紫月!

紫月

あぁ。

男子

ん?元気ねぇな

紫月

当たり前だ。だって_

男子

何何?もしかして紗乃ちゃんが居ないから?

紫月

は?んなわけねぇだろ

紫月

(でも、それもあるかもしれない。まだそんなに話してないのに気になってる気がする)

男子

だよな。お前の事だし。まあ数学頑張れよ

紫月

分かってる。

紫月

はあ

ため息を着きながら、椅子を引いた すると、机の中に紙みたいなのが見えた。

紫月

あ?なんだこれ…手紙?

紫月

紫月

(あいつからだ…)

紫月

ピラッ

紫月くんへ 私、今日と明日休みなんだ。 だから、数学の答えをノートに書いておいたから 私の机の中からノート出して数学の時使ってね 明日の分も、書いてあるから じゃあ、頑張って 紗乃より

紫月

あいつ…(昨日授業中なんかしてんなと思ったけど俺のためだったんだな)

紫月

(学校に来たら礼を言わないと、それとお返し)

紫月

(机の中って書いてあったな。見てみるか)

紗乃の机の中には本当に数学のノートが入っていた

紫月

(すげぇな、しっかり書いてある)

紫月

(答えだけじゃなくて、他のところも)

紫月

(なんか、あーもうよく分かんねぇ!)

授業が始まった 数学はやっぱり先生に指された。 でも、紗乃のおかげで答えられた。 飛んで、次の日も

紫月

(あいつのおかげで数学答えられたな)

紫月

(お返し何にしよう?)

男子

おい紫月

紫月

あ?なんだよ

男子

よく数学答えられたな

紫月

それがなんだよ

男子

いや、それだけ

紫月

たまに、男子に怪しまれるけど…

紫月

(めんどくせぇな)

放課後

紫月

(はあ、もう早く帰ろ)

扉に手をかけた瞬間

美月

紫月くんちょっと待って!

紫月

あ?

紫月

(こいつ、学年で一番の美女って呼ばれてる…)

紫月

何?早く言ってくれない?帰りたいんだけど…

美月

っ…

美月

あの、私ね

美月

私、紫月くんの事が好きなの!

紫月

は?

紫月

そんなに仲良くもないのに?

美月

うん。一目惚れしちゃったんだ(ニコ

紫月

ふーん

紫月

(わかった。こいつの武器は笑顔だな。そんな顔をして落としてきたやつだ)

紫月

俺は、落とせねぇよ

美月

え?

紫月

ボソ((気になってる奴いるし

美月

紫月くん?

紫月

とにかく、お前とは付き合えないな

紫月

嫌いだ

美月

っ!嫌いって言わなくていいでしょ!

美月

振られたんだから、それくらい分かる

紫月

だって、このくらい言わないと諦めないように見えるんだよ

紫月

嫌い、嫌い、大嫌い。

紫月

(数学と同じくらい、こいつが苦手だな)

美月

もういいよっ!さよならっ!

紫月

ふっ馬鹿なヤツ

紫月

はあ、もう帰って寝よ

家に帰り、やる事を済ませ眠りについた … 翌朝 今日は紗乃が学校に来る 紫月がするお返しとは…

口数の少ない君は…

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