最後の手紙

私の名前は大村りつか

中学二年生です

私は彼氏のゆうきくんがいます！

だから中学校生活ハッピー😆

のはずだった…

ありさは私の大親友！

だったんだ…

そう言って屋上へと上がって行った

パシッ

突然私の頬を誰かが叩く

クラスの女子全員からいじめにあった

楽しかったはずの中学校生活

幸せだった毎日

それが今日全部

音を立てて消えていった

私はありさ達に

汚物という名前を付けられた

これが現実なのか

こんなのは日常茶飯事

もう…たえられなかった

いつしか私は1人で屋上に風を感じて立っていた

私は最後に手紙を書いた

感謝の気持ち、愛する気持ち全部

体の中から手紙へ

そう言って靴を脱ぎ

飛び降りた

俺は屋上に上がった

手紙と靴を見つけた

りつかのだ

俺は手紙を読んだ

みんなへ 私の中学校生活ハッピー😆 楽しいし幸せだし そんな毎日が大好きだった。 でも正直に言うといじめにあってた なんで言わなかったって？ それは いじめていた子が先生に叱れられて停学になったら可愛そうだから。 なーんて 早くいえばよかったな ごめんね こんな早くいなくなって私は下にいるよ覗いてごらん きっと笑ってる だって みんなとこの生活が大好きだったから死にたくなかった でも耐えられなかったの ゆうきくん 私の彼氏になってくれてありがとう ありさ、まゆ 私の友達になってくれてありがとう 太郎 いつも面白かったよ みんなありがとう さようなら 大村りつか

全員は泣き、顔はぐしゃぐしゃ

りつかはもう居ない。

でもこの手紙は

りつかの本当に伝えたかったこと。

りつかありがとう

いつまでも天国で見守っていてな