48話
スピリチュアル編
【攫われた子供たち】
チアキside
真っ暗闇の子供のいない児童福祉施設の中へアヤトに連れられていくチアキ、
地下に入るとそこにはほんわかとした明かりがついていた。
アヤト
チアキ
ガチャッ、キキキー
錆びているのか耳にくる音だ。
ザワザワと落ち着きのない騒音、
子供の声だろうか?
チアキ
チアキは目をまん丸にして足が膠着する。
子供
子供
チアキ
そこは、よだれを垂らし目が正気でない子供たちが拘束されていた。
アヤト
チアキ
アヤト
チアキ
アヤト
獣のように威嚇しては吠えて唾液を飛び散らかす拘束された子供たちの姿を見て楽しそうに話すアヤト
アヤト
チアキ
アヤト
チアキ
アヤト
チアキは、恥ずかしそうにしながらもこの異常な空間に圧倒されてすぐに感情が消える。
アヤト
チアキ
アヤト
チアキ
アヤト
チアキ
アヤトは、その言葉を聞いてニヤッと笑った。何か悪いことを企むような気味の悪い笑みだ。
アヤト
チアキは、ふとある事が頭をよぎる。
【もしかして、】
現実を逃避しようとした。
アヤト
チアキ
アヤト
チアキ
チアキは、答える気力も無くただアヤトの話を聞いて奥へ奥へと進んだ。
アヤト
チアキ
アヤト
チアキは、ゆっくりと頷いた。
顔は死んでいる。
アヤト
アヤト
チアキ
アヤトは、満面の笑みで答える。
【狂ったんだ】と
アヤト
チアキ
アヤト
【この子、狂ってる】チアキはそう思った。
もう一つ
【この子と居たら気が狂いそう】
そう感じた。
………。
アヤトの話を聞いているうちに
チアキの父がいる部屋にたどり着いた。
アヤト
チアキは、大きく首を横に振る。
アヤト
チアキ
チアキは震えた。
それもそのはず、自分の親が誘拐犯
それも、子供たちを監禁している。
アヤト
チアキ
アヤト
チアキ
チアキは、一瞬意識が遠のいた。
だが、すぐに我に返る。
不思議と恐怖心は消えていた。
アヤト
チアキは、自然と扉の先へ進んでいた。
コメント
3件
子供に異能剤を使うと副作用に耐えられずに心身が崩壊するケースがあるってことですね。
やべーのww ショウタ達は異能剤だよ。 異能剤使わないと能力持てないからねw さてさて? 楽しみにしていてください!
チ、チアキさんマジで大丈夫…?!←何回目?w 異能剤…失敗…まじか… もしかして…ショウタ達も異能剤使われた訳ではないのかな…? アヤトさん…うん、怖い(真顔) お父さんとかに会うのかな… 続き楽しみに待ってます!