ワールド・ギルド!!

19話

【ＶＳドフィ】

ガツッギリギリガチャッ

ドフィは、自慢の光をも反射する綺麗な茶色、色のデスクの空いたスペースに置いてある機関銃を手にし弾を込めた。

ｽﾞﾄﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ!!!!

ｽﾞﾄﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ!!!!

ぶんっ、ぶんっ、ぶわぁんっ！

ぶぉぶぉぶぉ……ｺﾞｺﾞｺﾞ

すぅっ…と、炎のカーテンはゆっくりと消えた。

【フォックス・ベール】

ギギギ、がちゃっ

ズッﾄﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ!!!!

【フォックスベール！】

残念だが、もう出入口には俺の配下達に連絡を取り逃げられないようにしこちらに向かわせている。

……………。

ズッﾄﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ!!!! ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ!!

ギギギギ、ガチャッ、

女！！！

しゅるんっ！！

チアキは、二本のナイフの持ち手と持ち手を繋げ高速回転させた状態の物をソージに向け投げた！

斬撃を飛ばす！

ｽﾞｯﾊﾞｧﾝｯ!……しゅぅぅぅ…。

くるくるくる！がしっ！

サイクロンの衝撃で返ってきたナイフをしっかり掴み取る。

シュッ！

ばたんっ、 手刀でダウンするソージ、

ガチャッ!!

リロードが完了した。

ドフィのターゲットは、ショウタ、、そして、じっとショウタの後ろに隠れているマコトの2人であった。

すると、ショウタの前にライトの背中が映り込む。

ライトは笑った。

ズッﾄﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ!!! ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ!!

【フォースライト】

ショウタは、さっきまでの疲労した姿から一変し無邪気な笑顔を見せライトの背中を飛び越え、高く対空した。

そして、放つ！

【狐火!!!】

狐を描くような火炎がドフィを襲った。

ゴォォォォォォォォォォォォォ!!

ドフィは丸焦げになり意識を失った。

バタンっ

疲れ果て倒れ込むショウタ、だが、ショウタは安心したかのように微笑んでいた。

ﾊﾊｯ、ハハハッ！

1人狂い笑う少年の周りには血を流して倒れるドフィの配下たちの姿があった。