心配かけてごめんね

Aぇ苺太郎

よし子ばぁが、川で洗濯をしていると、大きないちごがドンブラコドンブラコと流れてきました。
家に持ち帰って割ってみると、中から元気な男の子が！
名前は「苺から生まれた末太郎」。
リチャじぃとよし子ばぁからもらった特製いちご大福を腰にぶら下げ、道中で出会った仲間たち、お調子者の佐野犬、わんぱくな小島ザル、クールな良キジを家来にして、鬼ヶ島という名のライブ会場へ！
平和な“笑いの村”を取り戻せるのか！

存在のない俺

ある日、晶哉はいつものように仕事場へ向かった。
だが、警備員に止められ、自分の社員証も、Aぇ!groupの公式ページから名前も写真も、何もかも消えていた。
スマホで検索しても"佐野晶哉"という存在はどこにもいない。

仲間の中で、自分を覚えているのは……
小島健、ただ一人。
だが、次第に健の記憶も、少しずつ薄れていく。

晶哉は、自分がなぜこの世界から“消えた”のかを探り始める……

もっと小さくなったせーちゃん

関西の狂犬である末澤誠也は、楽屋の机の上にある見た目はイチゴ味の飴玉を食べ、子供の姿になってしまう！

果たして元の姿に戻る事はできるのか？
メンバー4人と小さくなった誠也の物語！

好きやから、止まられへん

「好きって言うたら、もう止まられへんねん」

ずっと一緒にいた幼なじみ……
けど、その手が俺のカラダを這い、奥まで繋がった夜。
友達には戻られへんって、もう分かってた。

優しく抱かれて、何度も名前を呼ばれて、
こんなに“ひとりの人間”に欲しがられたのは初めてで……
心も身体も、ぜんぶ、健に支配されてく。

痛いくらいの独占欲と、あったかい愛。
関西弁で囁かれる“好き”が、耳に焼きついて離れへん。

私が生きる理由

舞台は、静かな海沿いに建つ総合病院。
入院生活を送る20歳の灯は、重い心臓病を患い、移植を待つ日々を送っていた。
長い間待ち続け、「移植をしてくれる人なんて見つからない」と諦めていた。
そんなある日、隣に入院してきたのが23歳の男性の晶哉。
優しい見た目で誰にも好かれそうな雰囲気のある彼は、灯とすぐ打ち解ける。
だが、晶哉はある難病を抱えていた……。
そんな2人の切なく儚いラブストーリー。