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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

私は今

五十嵐家の令嬢として

2人の従者を連れパーティに来ていた

五十嵐家は表は五十嵐財閥として色々な会社を経営しつつ裏では陰陽師として活動している

なので今回のような社交界に時々顔を出さなければいけないの

ふとテラスが目に入り2人の従者を連れテラスにでる

幽蘭お嬢様外は少し肌寒いのでこちらを

冠が私に上着を渡す

幽蘭

ありがとう冠

私はそれを受け取り着る

メアリー

……やっぱりヒマね

連れてきたもう1人の従者であるメアリーが呟く

幽蘭

社交界ってこんなものよ

メアリー

……そう

メアリー

まぁデザートが美味しいのは良いけど

いつ間にか手にデザートを持っておりそれを頬張っている

メアリー

パク(*゚~゚*)モグ モグ

幽蘭

いつの間に持ってきてたのよ

メアリー

私の小ささを使えばデザートのひとつや2つ取るとることなんて造作もない事舐めないでよね

どうやら自分の体の小ささを生かしこっそり取ってきていたみたいだ

?「あら、そこにおるんは…幽蘭はん?」

幽蘭

その声は…和架

和架

久しぶりどすなぁ

幽蘭

久しぶりね

幽蘭

和架も来ていたのね

和架

最初は来るつもり無かったけど幽蘭はんが来るって聞いたさかい

幽蘭

そう……ってことは私に何か用があるのね?

和架

今度うちで陰陽師集めて懇親会みたいなことをすることになってなぁ

和架

それで幽霊はんも来て欲しいんやけど

幽蘭

……

和架

まぁすぐに答えなくてええけど、一応招待状は渡しとくさかいね

和架

そこに詳細が書かれとるさかいから見てな

和架から招待状を受け取る

幽蘭

ありがとう

和架

うちは渡せたさかいこれで帰るわ

和架

あぁ言い忘れとったけど招待状は中に2つあるさかい友達でも連れてきてええよ

和架

次会えるのを楽しみにしてるなぁ

和架はそういいこの場を立ち去ったのだった

社交界から次の日

幽蘭

誰か友達ね……

和架から貰った2つの招待状を見て呟く

友達…というか知り合いは何人かいるが音信不通の子達が多い

幽蘭

とりあえず従姉妹にでも電話してみようかしら

プルルル

電話をかけてすぐ相手が応答する

幽蘭

もしもし

???

もしもし?

幽蘭

急にかけて悪いわね

???

いや別に暇だからいいけど

???

幽蘭の方からかけてくるなんて珍しいな

幽蘭

確かにそうね…ちょっと色々あったのよ

幽蘭

とりあえず本題に入るけど×月◒日予定はないかしら?

???

…その日か……すまんなちょっと急用が入ってる

幽蘭

そう…

???

私の方でも最近色々あってな…

幽蘭

そうなのね

???

用事を断ったのに悪いんだか別の日に友達を連れてそっちに行ってもいいか?

幽蘭

いいけど

???

ありがとうな

???

最近色々あったって言っただろ

???

連れていく奴か少し特異体質でな幽蘭と怪異達に見てほしい

幽蘭

わかったわ

???

そういえばその日って何があるんだ

幽蘭

社交界で和架に会ってね招待状を貰ったのよ

???

あいつからか…なんか嫌な予感がするな

幽蘭

えぇ私もよ

幽蘭

だから凛あなたを誘おうと思ったのだけれど

すまんな

幽蘭

別にいいわよ

別のやつを誘うんだろ?誰を誘うが決まってるのか?

誘えれるやつなんて指で数える程しかいないだろ

幽蘭

そうね……どうしようかしら

……和架主催のパーティーだろ?ある程度強いやつ連れて行った方がいいと考えると……

あいつしか思いつかねぇ

幽蘭

嫌よ絶対…今電話繋がるかも分からないしどこにいるかも知らないし

幽蘭

それに連れていったら必ずなにか起こす

そうだな…

………なら幼なじみは?

あいつは一般人だけどお前と幼なじみで霊のことも少し詳しい……それにあいつの守護霊がいる

幽蘭

そうね……そうすることにするわ

幽蘭

凛ありがとう

どういたしまして

幽蘭

お友達と来るの楽しみにしてるわね

あぁ

凛が言った通り私の幼なじみ

朝霞 颯斗 アサカリクト に電話をかける

颯斗

もしもし

幽蘭

もしもし颯斗久しぶりね

颯斗

あ、うん久しぶり

颯斗

……スマホ壊れた?

幽蘭

久しぶりの次に言うことがスマホ壊れたって、どういう意味よ!

颯斗

だってちょっと前までスマホ壊しまくってたじゃん

幽蘭

そ、それは…仕方ないじゃない触っただけで壊れるスマホご悪いのよ!

颯斗

はいはい(棒)

幽蘭

ッーもう!

幽蘭

電話したのはそういう話なんかじゃないわ!

幽蘭

こんど知り合いのパーティに参加する予定なんだけど颯斗あなた着いてきなさい

颯斗

ん?着いていくこと確定?

颯斗

え?普通は着いてきてじゃ

幽蘭

もう決まったことなのよ

幽蘭

服とかの準備はこっちでするわだからちゃんとその日は起きなさいよ

颯斗

え、は?

幽蘭

じゃあ切るわよ

颯斗

ちょま…

ツーーーー

颯斗

えぇ……

颯斗との久しぶりの電話が終わりベットに寝転ぶ

(ちょっと強行すぎた気がしなくもないけれど久しぶりに電話したのにスマホのことを言うのがいけないのよ)

少しの間ゴロゴロしていると

ジリリリリン

幽蘭

ッ!

部屋にある黒電話から電話がなる

普通の電話ならそこまで驚くことは無い

でもこの家の黒電話からの電話は別

この黒電話からの電話は普通の場所からはかけることが出来ない電話…異界や結界内からの電話のみがかかってくる

この電話をかけた人物が人、私と同じ陰陽師だったりそれに関係する人の時もあるしそういった怪異や妖などからかかってくることも稀にしばしばある…

私は恐る恐る受話器に手をかけでる

幽蘭

もしもし

  

  

  

  

次回···《厄介な従兄弟》

今回の登場人物のコーナー

名前 メアリー 性別 ♀ 性格 ツンデレ 冷静 毒舌 ちょっと怒りっぽい 優しい 年齢 ?? 身長 82cm 好き スイーツ 静かな場所 嫌い ものを大切にしないやつ その他 ・屋敷の従者の中で1番小さい ・責任感が強くよく買い物などをしている ・屋敷の中の強さはそこまでないが神出鬼没 ・やちるともう1人いる女性怪異と仲がいい ・スイーツが好きでスイーツ食べてる時はちょっぴり素直になる

陰陽師お嬢様は今宵も怪異執事とともに闇を祓う

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41

コメント

14

ユーザー

メアリーちゃん可愛い、!元ネタはメリーさんですかね? メアリーさんのためにスイーツ作ってあげたい、! 下手すぎてゴミみたいなものができる気がしますが、

ユーザー

今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! 確かに…ちょくちょく顔を出して 仮面を被るのは面倒だね… それは厄介な事になりそう!!! あ、嫌な予感は誘って来たのが あの人だからだろうなぁ…(?) メアリーちゃんはメリーさん… いや、流石に私の癖過ぎるから無いな(?) 次回も楽しみに待ってるね!!!!

ユーザー

メアリーちゃん…めっちゃ可愛ええ…

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