ガタンゴトン…
ガタンゴトン…
…ガタンゴトン
電車は速度が緩むことなく進む
次の駅までまだありそうだ。
もう少しでお昼時なのか 車内は賑やかな雰囲気だ。
向かい席には誰も座っていない
田んぼを抜けて… トンネルを抜けて…
電車は色々な景色を見せてくれる。
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(ООООО)
若い女性の声に顔を向ける。
制服を着ているので学生だろうか…?
このパターン前にも…
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大きなショルダーバックを持っている。
特に断る理由も無いので、 どうぞ…とだけ言って向かいの席 に座るように促す。
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女子学生は大きなショルダーバックを隣におき、少し斜めに座る。
頬をついてつまんなそうに窓の景色を見ていた。
時折、スマホを見てはため息をついてまた窓の景色を見る… その繰り返しだった。
あまりジロジロ見るのもいけないと思い、自分も同じ様に窓の外を見ていた。
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(ООООО)
気まずい雰囲気が漂う
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あまり、人と話すのが得意でないので 少々小さな声になってしまった。
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女子学生は話しかけたはいいが何を言おうか迷っているようだった。
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予期しない質問が飛んで変な返事になってしまった。
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女子学生は気まずそうに俯く。
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初対面だからこそ何となく敬語を使ってしまう。
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その後の言葉をすぐに思いつく程、要領がいい訳でもなく… 再び沈黙が起きる。
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(ООООО)
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女子学生ではもう会話が成立したのだろう。 いきなり話しかけて驚いた顔をした。
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(ООООО)
記憶を辿るように、 だけど根拠も無いので確かと保証をかけて女子学生に伝える。
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いきなりの食いついに 少々引き気味になってしまった。
女子学生も電車の中だと自覚をしたのか、ゴホンと咳払いをしてえーと…と唸る。
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次は〜 □О駅〜 □О駅〜
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慌ただしく 荷物の整理をし、ペコッとして 行ってしまった。
自分もあのくらいの時期があった事を懐かしく思いながら そっと目を閉じた。
コメント
1件
お盆に間に合って良かった…_( _´ω`)_