陽が暮れた街に宿る数々のライト
君との時間は早いようで遅い
楽しいから颯爽と過ぎてゆく
落ち着くからのんびりと過ぎてゆく
夜の観覧車でカップルがする事なんて 決まっていると思う
でも
君も私も何もしない
ただ
ただ只管に美しい街を眺める
もし君があの日私に声を掛けなかったら
今一緒に夜景を眺める事なんて無くて
好きになる事も勿論無くて
あのまま
律の事で堕ちていたんだと思うの
だからね
月奈 ツキナ
月奈 ツキナ
煌輝 コウキ
終わりに近づく観覧車
月奈 ツキナ
煌輝 コウキ
君を見てるとね、
月奈 ツキナ
煌輝 コウキ
色んな記憶で溢れるの
月奈 ツキナ
月奈 ツキナ
律と過ごした日々よりも
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
輝いている日々で溢れるの
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
ねぇ、煌輝
月奈 ツキナ
月奈 ツキナ
心配しないで大丈夫
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
私はずっと隣に居るから
月奈 ツキナ
煌輝 コウキ
君が思っている以上に 私は君を想っているから
春序盤の肌寒い空気が心地よかった
2人とも話さない
ただ3分後に来る電車を待つ
月奈 ツキナ
月奈 ツキナ
沈黙を破った声は何処か不安気だった
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
意識していなかった
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
月奈 ツキナ
月奈 ツキナ
悩み
月奈 ツキナ
これと言って思い浮かぶモノは無い
心当たりがあるとするなら
煌輝 コウキ
煌輝 コウキ
何時から俺はこんなに弱くなったのか
時々恐くなる
月奈は猫そっくりだから
気付いたら消えてるんじゃないか、って
月奈 ツキナ
煌輝 コウキ
煌輝 コウキ
月奈の綺麗な瞳が揺れた
月奈 ツキナ
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
月奈 ツキナ
穏やかなのに何処か哀しそうな
そんな声だった
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
月奈 ツキナ
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
煌輝 コウキ
月奈 ツキナ
丁度、帰宅ラッシュが過ぎた頃
愉しそうな2つの笑い声が
電車の音と共にホームに響いた
コメント
16件
こーくん、ってところニヤけちゃった( 2人の急な破壊力が凄すぎて、頭抱えちゃうわ、、() テストふぁいとっ!