テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

時刻は夜8時

トモキ

そう言えばほか三人はどうしたん?

カオル

別の部屋に案内してあるよォ?

トモキ

夕飯はどうする?

カオル

その点は安心して

カオル

メイドに頼んであるからもうできてる頃だしね

トモキ

ホントに金持ちってメイド居るんだァ…

カオル

多分呼べば来てくれるわよ?

トモキ

わざわざ呼ぶことはないです

トモキ

お忙しいでしょうし…

マイ

わたくしのお話が聞こえたのでやって来ました

トモキ

からくり屋敷かこの家?

トモキ

天井から出てくるメイドはキャラが濃すぎる

カオル

あら、マイちゃん自由にしてていのよ?

マイ

いえ、お嬢様の命を受けた時動けないのはメイド失格ですので

トモキ

完璧人間っぽいなぁ…

マイ

それよりお嬢様こちらの殿方は一体?

カオル

あら?お話してなかったでしたっけ?

カオル

彼は私のお友達のトモキさんよ

トモキ

一応お友達やらせてもらってます…

マイ

なるほど…おともだちですか

マイ

お嬢様を満足させられる顔には見えませんが?

トモキ

なんのお友達を想像した

カオル

それでこちらが私のお家のメイドさん

カオル

『明道 舞』(めいどうまい)さんよ

マイ

初めましてトモキ様

マイ

わたくしメイドの明道舞と申します

マイ

お嬢様のお友達が引き続くのであれば

マイ

最大限サポートしますのでこちら連絡先です

トモキ

あっ…結構でーす

トモキ

なんかよく分かんないけど危機感感じたから大丈夫です!

カオル

こらマイちゃん?また食べ尽くしちゃうからダメよ?

マイ

試食のつもりなのですが

マイ

皆わたくしよりも根性がないようでして…

マイ

それに、お嬢様の相手をするには私を越えないと

トモキ

ねぇそれなんの話しかなぁ!?

トモキ

少なくとも俺の想像するお友達とは違うよねぇ!?

マイ

これは失礼しました

マイ

お嬢様の所有物に手を出すのはメイド失格です

マイ

お古になってからお渡し下さい

トモキ

絶対わざとだこの人

カオル

それよりマイちゃんがここに来たのはお料理ができたのを伝えに来たのではなくて?

マイ

はっ!そうでした

マイ

つい、美味しそうなお客人………

マイ

お嬢様に害なすかもしれぬお客人が気になり…

トモキ

今言ったな?

トモキ

美味しそうって確実に言ったなコノヤロウ

マイ

お夕食が終わり次第お風呂にしてはどうですか?

カオル

そうねそうしましょう

マイ

トモキ様には申し訳ないですが少しお待ちいただきます

トモキ

いいよいいよ別に…

トモキ

我先になんて思っちゃいないから

マイ

後にした方が覗けますものね

トモキ

しないけどぉ?

マイ

なんと!?

マイ

男性の方は見たいものかと

トモキ

仮にそんな欲が生まれても普通は理性が働くからね?

トモキ

俺は微塵もないけど

マイ

わたくしは大変興味があります!

トモキ

わかった!この人さては駄メイドだな!?

トモキ

仕事が出来る女みたいな雰囲気出してるのに頭の中男子中学生かよ

マイ

お嬢様の裸体もそうですが

マイ

それ以上にご友人の発育の方も散見させていただきたいです!

トモキ

あんまり言いたくないけど牡丹さんこの人解雇しなぁ?

トモキ

てか、警察に突き出しちゃいなさい

トモキ

犯罪者予備軍だあれ

カオル

そんな事ないわよ?

カオル

これらも全て仲良くなろうして出てる言葉なのよ?

トモキ

それにしてはあの人の顔酷いですよォ?

トモキ

ヨダレでびちゃびちゃですけどぉ?

トモキ

ホントに仲良くが目的ですかねぇ?

マイ

……では、食堂までご案内します

トモキ

あっ、直ぐに仕事モードに変わった

トモキ

ずっとそれならかっこいい大人に見えるのになぁ

マイ

ご友人がお待ちです

トモキ

無駄な会話があったからな?

カオル

それじゃあ行きましょう

マイ

わたくしめは皆様のお着替えを用意しておきますので

カオル

よろしく頼むわね

〜食堂〜

アリサ

おっそいなぁ二人とも

ヒビキ

もしかしてお楽しみでしたァ?

トモキ

んなわけないだろ…

カオル

そうですよ?

カオル

もしそうならトモキさんはここ来れませんし私もツヤツヤですから

アリサ

確かにそりゃそうだ

トモキ

マトモなのは僕だけか…

ユウナ

それじゃあ早速いただきましょう!

アリサ

ハンバーグとはまたベタなものを

ヒビキ

安定択な感じだよね

カオル

ですが料理の腕は確かですよ?

トモキ

そうだな

トモキ

後でレシピでも聞こうかな

アリサ

料理したっけお前?

トモキ

あんましないけど作れるに越したことないでしょ

ヒビキ

やっぱりモテを意識して…

トモキ

してません

ユウナ

じゃあカオルちゃんと一緒の部屋になったから

ユウナ

そこで旦那としての覚悟が芽生えたの?

トモキ

恋人って過程ぶっ飛ばしてますよォ

トモキ

あと、そんな気微塵もないです

カオル

私ノーチャンなの!?

ユウナ

て事はまだ私達には可能性があるね!

アリサ

特に狙ってもないけどね

ヒビキ

私もそんな気はないからなぁ

トモキ

三名中二名は違うようですが?

ユウナ

あれぇ?

ユウナ

でも二人共前彼氏が出来るならどんな人が理想か話した時

ユウナ

トモキさんの名前を挙げてたんじゃ……

アリサ

他の男がこいつ以下なんだよ

ヒビキ

そうそう

ヒビキ

私らの事を物としか見ない酷い人たちだもん

トモキ

それで言ったら俺

トモキ

あなた方を同種の生物とは思ってないんですが

カオル

もっと手厳しい言葉が返ってきたわよ?

アリサ

こんな可愛い子を捕まえて貴様は何を言ってる?

トモキ

捕まったの俺ですけどねぇ?

ヒビキ

それじゃあまるで私たちがアマゾネスみたいじゃん

トモキ

あながち間違ってないんじゃないかなぁ?

ユウナ

イメージがひどいよぉ?

怠惰な人間とそれをオモチャにする女たち

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

32

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚