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#オリジナル
重田💋(omoda)
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#家族関係
Shax91
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Lulu
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眠狂四郎
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コメント
1件
うわあ……もう、読んでて胸がぎゅってなった……。 「大丈夫?」って優しい言葉ほど、裏に「来ないでほしい」が隠れてるって、遥が気づいてるのが切なすぎる。周りはみんな表面だけの“正しい心配”をしてるだけで、誰も本当に遥のこと見てないんだよね……。 最後の「俺、ほんと面倒だな」、自分を責めるしかないの、辛すぎる。この空気感、すごく丁寧に描かれてて、刺さりました。
昼休み。保健室の前。遥が壁際に立っている。
女子A
遥
女子A
遥
女子B
遥
女子C
遥
女子A
遥
女子A
遥
女子B
遥
女子C
遥
女子A
遥
女子B
遥
女子A
遥
女子A
遥
女子B
遥
女子A
三人が笑う。
女子C
遥
女子たちが歩いていく。少し離れたところで、
女子A
女子B
女子C
笑い声。遥は聞いている。振り返らない。
男子A
遥
男子A
遥
男子B
遥
男子A
遥
男子B
遥
男子A
遥
男子A
男子B
男子A
男子B
男子A
男子B
笑い声。
遥は机に戻る。弁当を開く。箸を持つ。
男子A
遥
男子A
遥
男子B
遥
男子A
遥
男子B
遥
男子A
遥
男子B
男子B
遥
男子B
遥
男子A
遥
男子A
遥
男子B
遥
男子A
男子B
遥
男子A
遥
男子B
遥
男子A
遥
二人が離れていく。遥は弁当に箸を入れる。一口食べる。味がしない。さっきの言葉が残っている。
大丈夫?
無理しなくていい
誰も責めない
優しく聞こえる。でも遥には分かっている。 その人たちが、本当に自分を心配しているわけじゃない。 来なくなればいい。 消えてくれればいい。 そう思っている。 ただ、直接「来るな」と言う代わりに、「無理しなくていい」と言っているだけ。
遥
だから、その優しさに腹が立つ。でも、その怒りを相手には向けられない。
遥
箸を置く。自分に向ける。
――俺がこうだから。
――俺がいるから。
――俺が面倒だから。
そう考えれば、全部説明がつく。スマホが震える。
遥
画面を見る。通知。知らないアカウントから。
遥
開かない。スマホを伏せる。また震える。
遥
今度も見ない。後ろで女子の笑い声。遥の手が止まる。男子の足音。遥が振り返る。誰もこっちを見ていない。それでも、一度気になったら、もう戻れない。
遥
弁当を閉じる。
男子C
遥
男子C
遥
男子C
遥
男子C
遥
男子C
遥
男子C
男子D
遥
男子C
二人が離れる。遥は弁当を鞄にしまう。その動作だけは、いつもより丁寧だった。何か一つでも乱れていると、また何か言われる気がする。 だから直す。机も。教科書も。鞄も。自分の顔も。声も。立ち方も。 何をしても、結局、「自分が悪い」に戻ってくる。
遥
小さく息を吐く。そして、誰にも聞こえない声で、
遥
それだけ言って、また何もなかったように席に座った。