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――次は、西山公園。西山公園です
健也
義継
健也
義継
健也
義継
義継
健也
義継
健也
義継
健也
電車が止まり、数人の乗客が駅に下りていく
健也
健也
彼女がうちの高校に来たのは、ちょうど一年前の今日だった――
美月
担任が指定した彼女の席は、偶然にも俺の隣だった
美月
健也
健也
健也
美月
健也
健也
健也
健也
クラスメイト
クラスメイト
美月
健也
美月
健也
だけど俺は、それから彼女に話しかけることができなかった 彼女はすぐにクラスでも人気者となり、俺なんかが話しかけちゃいけない気がしたからだ 隣の席にいながら俺は、ただ彼女を眺めていることしかできなかった――
健也
健也
健也
彼女がこの辺りに住んでいたことを知ったのも、これまた偶然だった 「二度あることは三度ある」と言うけれど 俺と彼女の偶然は、その二度目が最後となってしまった――
健也
健也
バサッ!
健也
健也
パラパラ…
健也
健也
美月
健也
美月
健也
美月
美月
健也
健也
美月
健也
美月
美月
健也
健也
美月
美月
健也
美月
美月
健也
健也
美月
健也
美月
健也
美月
健也
健也
健也
健也
健也
美月
健也
健也
美月
健也
健也
健也
健也
美月
健也
美月
健也
健也
ピロリン♪
美月
美月
健也
美月
健也
美月
美月
健也
美月
健也
タッタッタッ…
健也
健也
健也
だけど、それっきり 俺は自分の気持ちを彼女に伝えることはできなかった
次に会った時にはもう、彼女は美しく化粧をして棺の中に入っていた――
コメント
9件
ん?タヒんだのか?