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俺は大学に入って初めて 『夢』という 可愛い彼女が出来た。
これからも色んな所に行ったり 色んなことをして ずっと一緒にいられると思っていた。 でも……
望
夢
望
夢
望
夢
望
俺はとっさに 走り去ろうとする 夢の手を掴んだ。
夢
そう言うと夢は俺の手を 振り払って行ってしまった。
望
三日後
望
俺はある場所に向かった。
ピンポーン
夢の姉
望
望
夢の姉
望
夢の姉
夢の姉
望
夢の姉
望
俺は夢のお姉さんに一緒に来てと言われ 着いたのは……
望
夢の姉
夢
望
夢の姉
夢
望
夢の姉
そう言うと夢のお姉さんは 扉を閉めた。
夢
夢
望
夢
望
望
夢
夢
俺はベットの横の椅子に腰掛けた。
夢
夢
望
夢
望
望
夢
夢
夢
夢
夢の目から涙が零れた。
望
俺は頭が真っ白になった。
望
夢
望
夢
夢
また夢から大粒の涙がこぼれる。
望
望
望
望
俺は夢の涙を拭い……
望
夢
俺は泣くのを必死にこらえて……
望
望
望
夢
夢
望
夢
俺は夢を思いっきり抱きしめた…
それから俺達はたくさんの思い出を作るため 色々な事をした。
春は外出許可をもらって 桜の木の下で花見をして
夏は海辺の花火大会に行って 一緒に花火を見た。
秋は紅葉を眺め 並木道を歩き
冬は雪で 小さな雪だるまを作った。
そして……1年が過ぎようとしていた時……
俺の携帯がなった。
望
夢の姉
望
俺は急いで家を飛び出した。
ガラッ
望
夢
夢は苦しそうに俺の名前を呼んだ。
望
俺が夢の手を握ると 夢も握り返してきた。
だけどほとんど力はなかった。
夢
望
夢
夢
望
俺は溢れる涙を こらえることが出来なかった。
そんな俺を見て夢は 俺の頬に手を伸ばし……
夢
夢
夢
夢
夢
それが……夢が最後に言った言葉だった。
その後、俺は夢の両親から 『夢の形見になる物もらってくれる?』 と、言われ部屋に来ていた。
望
望
色々なことを思い返しながら 部屋を見渡していると……
望
机に置いてあった封筒に目が止まった。 そこには……
夢
望
それは夢が生きてる時に 俺宛に書いた手紙だった…
望
俺は封筒を開け手紙を読んだ。
夢
夢
夢
夢
望
夢
夢
夢
望
望
夢
夢
夢
望
夢
夢
夢
望
俺は涙をこらえることが出来なかった。
夢
夢
夢
夢
夢
夢
望
俺はその場にしゃがみこんで泣いた。
望
望
望
俺は忘れない。 君のこと 君との思い出 そして……
君のくれた幸せを……
絶対に忘れない。