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夏海

ねえ、みんなちょっといい?

海斗

ん?どした?

放課後、夏海がある提案をしてきた。

夏海

今年の花火大会なんだけど
ここの幼なじみの4人で行かない?

七海

いつあるの?

夏海

えーと、8月3日だよ。

七海

七海

あー、ごめん
私その日予定が…

海星

あっ!俺も…

夏海

そっか…残念…

海斗

俺は大丈夫!

夏海

海斗、ほんと?!

海斗

うん。

夏海

やった!じゃあ、海斗!
私と花火大会行こう?

海斗

おうっ!いいぜ!

夏海

ありがとう!
詳しいことは後で連絡するね!

七海

夏海!そろそろ部活行かないと
先輩に怒られちゃうよ!

夏海

うん!じゃあね!
海斗、海星!

海斗

おうっ!

海星

またなー!

夏海達が去った後…

海星

良かったな♪海斗!

海斗

は?何が?

海星

何がって…
夏海と二人きりじゃん!
しかも花火大会!

海斗

なっ!/////

実は、俺はずっと前から 夏海のことが好きだった。

海星

好きなんだろ?
夏海のこと
チャンスじゃん!

海斗

お前…さては…
わざと断ったな…

海星

へへっwバレたかw
俺に感謝しろよ〜w

海斗

バカっ!
言えるかよ…/////

海斗

それに、あいつはかわいいし
俺なんかよりも他にいいやつが…

するといきなり海星が俺の背中を 『バシッ』と叩いた。

海斗

っ!?痛ってえな!!
何すんだよっ!

海星

お前さ、もっと自分に
自信持てよ!

海星

それに最近夏海に告った奴が居ること
お前も知ってんだろ?

海斗

それはっ……

海星

取られたくないんだろ?
諦めたくないんだろ?
だったら頑張れって!
応援してっから!

海斗

っ……/////

俺は花火大会に夏海に告白することにした。

花火大会当日

海斗

(遅っせえなぁ…)

夏海

ごめん海斗!
お待たせっ!

海斗

遅っせぇ…

海斗

っ!/////

夏海

浴衣着てたら遅くなっちゃって…

夏海

って……
海斗?どうしたの?

海斗

いや……/////

夏海

もしかして…
浴衣…変?

海斗

べっっ!別にっ!?
変じゃねーよっ!!
なんか見慣れなくて
おかしいってゆーか……
変な感じってゆーか……/////

夏海

やっぱり変なの!?

海斗

違っ!/////

海斗

……っ良いんじゃねーの/////

海斗

(あーもうっ!
俺のバカっ!)

海斗

(なんで素直に『かわいい』とか
『似合ってる』とか言えねーんだよ
俺はっ!)

そう思いながら俺と夏海は 会場に向かった。

会場につくと……

夏海

わぁー!屋台がいっぱい!
ね!どれから回る??

海斗

ん?……っておい!
あんまりはしゃぐと転ぶぞ!

夏海

大丈夫大丈夫!

と、言った瞬間 段差に足を取られ 夏海が転びそうになる。

夏海

きゃあっ!

海斗

夏海っっ!!

俺は転びそうになった夏海を 両腕でしっかり支えた。

海斗

……大丈夫か?
だから言ったのに…

夏海

ご……ごめん…
ありがとう。

海斗

また転ぶとあれだから
手……繋ぐか?///

夏海

うんっ!

俺と夏海は手を繋いで屋台を回った。

そして……

夏海

この辺なら見えるかな?

海斗

あ……あのさ!

夏海

ん?何?

海斗

俺っ!お前に言いたいことが
あるんだけど…/////

夏海

うん、何?

海斗

俺っ!実はお前のことが
ずっと前から……っ/////

『好き』っと言った瞬間 大きな花火がバンっと 夜空に咲いた。

夏海

わぁー!きれーい!

夏海

……で?何?海斗?

海斗

……なんでもない…

結局、そのあとも告白が出来ないまま 花火大会は終わった……

ごめん……海星… 言えなかった……

夏海

綺麗だったね!
海斗、どうだった?

海斗

ん……綺麗だったな…

夏海

…どうしたの?
疲れちゃった?

海斗

いや……
何か飲み物買ってくる。
お前は?

夏海

なんでもいいよ!

海斗

分かった。
ちょっと待ってて……

俺はそういうと少し遠い所に あった自動販売機にかけて行った。

夏海

海斗…
何が言いたかったんだろ?

男1

ねぇ?君一人?

夏海

えっ?

男2

おっ?君かわいいね!
これから帰るの?

男1

もうちょっと
俺らと遊んでいかない?

夏海

いえ…あの……

男1

いいじゃん!
いいじゃん!

男2

行こうよ!

そう言うと男は夏海の手首を掴んだ。

夏海

っ!……

夏海

やっ…辞めてください!

男1

怒った顔もか〜わいw

男2

ほらっ!行こうって!

そう言うと男は手に力を込める。

夏海

痛っ……

男1

ほらぁ手、痛いでしょ?
君が来るんならこんなこと
すぐに辞めてあげるんだけどな〜

夏海

いっ…嫌っ!
離してっ!…

男2

頑固だな…
いいから来いって!

夏海が泣きそうになった時……

海斗

やめろっ!
夏海に触るなっ!!

俺は男を突き飛ばし 夏海を抱き寄せた。

夏海

海斗っ……

そのあとはあまりよく覚えていない。

男1

あぁ?なんだてめぇ?!

海斗

俺か?俺はこの子の彼氏だ。

夏海

えっ?!/////

海斗

これ以上、俺の大切な彼女に
何かするんなら……

海斗

海斗

警察……呼ぶけど…?

男1

チッ……
行くぞ!

男達は去っていった。

海斗

大丈夫か?ごめん……
俺がひとりにしたから。

夏海

ううん…
助けてくれてありがとう。

夏海

夏海

さっきの…
どうゆう意味…?/////

海斗

ん?さっきの?

夏海

助けてくれた時…
『俺の大切な彼女』って…

海斗

えっ?!/////
俺そんなこと言った?!

夏海

うん…

海斗

(マジかぁ…////)

俺はその場にしゃがみこんだ。

俺は夏海に言うことにした。

海斗

実は、俺はずっと前から
夏海のことが好きだった!///

夏海

っ!……/////

海斗

これからは俺が、夏海のこと
一番近くで守って行きたい!

海斗

だから…
俺と付き合ってください!/////

夏海

海斗

ダメかな……?

夏海

先に言われちゃった……/////

海斗

え?

夏海

私から言おうと思ってたのに…/////

海斗

ん?

夏海

もうっ!鈍いな!
気づいてよ…/////

夏海

私も海斗のこと
ずっと前から
好きだったよ!/////

海斗

まじで?!

夏海

うん

海斗

ほんとに?

夏海

うん

海斗

夢じゃないよな?

夏海

だからホントだって!

海斗

……っよっしゃーあ!

夏海

っ!びっくりした……

俺は嬉しくて夏海を抱きしめた。

夏海

わっ!……/////

海斗

夏海っ!/////
大好きだ!

夏海

私も!大好きだよ!
海斗!/////

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