「あの子、いつも1人だよな」
「あ〜、あの窓側の子?」
「ぶっちゃけ、気味悪いよな…」
「ずっと本読んでるだけだし……」
なんて、遠くから聞こえる
他人事の評価
窓側の、あの子の話
本を読んでる
横顔を知らない
儚くて、真剣な眼差し
誰も知らない
彼女の魅力
惨めな同級生に
薄く笑って、帰宅する
そんなあの人を
見つめる、私
今日もなんだか、楽しそうだね
コメント
3件
最初は「窓際のあの子」が自分に向けられる評価に嫌気がさす、みたいな感じだと思ったらまさかの第三者視点……!! 「私」だけが知ってる「あの子」の魅力。「私」以外の人は知らないでしょ?wって感じで良く言えば「あの子」のボディーガードみたいだけど、悪く言えば「あの子」のストーカーみたいに感じた、かな……🤔💭