TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

64話

スピリチュアル編

【ソウシ】

チアキ

ショウタのギルドを結成する夢は、まだまだ遠いし…人一倍正義感強いから身が持たないというか…。

チアキ

それに、ついでだしスカウトでもしよっかな~。銭湯で…銭湯でって気もするけど、、。

……がらがら、(扉を開ける音)

銭湯

ありゃま、こんな時間に珍しいねぇ

チアキ

旅の疲れを取ろうかな~って思って、リラックスをしに!

そうかいそうかい、200円でいいよぉ

チアキ

え!本当ですか!?

可愛い坊やだからねぇ~、他にお客さんも居ないし貸……ありゃ、そういやもう1人男の人が居たっけねぇ、

まぁ、ゆっくりしておいきぃ

チアキ

はい、お言葉に甘えて!

チアキは、銭湯が用意してある桶やタオル等を手に取り男湯の中へ入る。

辺りを見回すと確かに身体を洗う男の人の姿があった。

キザな男

あ?…ぁっ?

チアキの顔をじーっと眺めるキザな男、

チアキは、1歩だけ後ろに下がり小さく会釈をした。

すると、キザな男は堂々とした姿でチアキのもとへ寄ってくる。

キザな男

初めまして!俺、ソウシって言います!宜しく!

その男は、右手をチアキに差し出し笑顔で握手を求めてきた。

チアキは、警戒しながらもソウシという男の手を握るとソウシは照れくさそうな姿をした。

チアキ

ふぅん?

チアキは、頭の中に???マークを浮かべソウシの顔をじーっと見る。魚類系と猿系の顔を足して二で割ったかのような顔、整っているように見えてそうでも無いような…。

でも、かっこいい気もしなくない。

チアキは、ソウシとやらの男の顔面偏差値を割り出す。

チアキ

(いつまで手を握られるんだろう)

そういや、ずっと手を握られている。

何だか、不思議な時間だ。

ショウタ

状況の判断能力、そして動体視力

今の俺の足りないところ、。

きゅっ、しゅっ、ギュッ!!

タオルで目隠しをした状態で木の枝に紐でくくりつけた樹枝を躱す訓練、

風の動きなどの変化で動きを感知できるようになる為に行う。

ショウタ

レオさんから教わった事を活かすためにもこの自主訓練が最も効率がいい

単細胞で何も考えずに突っ走るようなショウタだが、彼なりに考えて行動するようになった。

彼もまた、旅を続けたことにより成長している。

ショウタ

うっっ、、くそ、!

明日の朝、この街を出発し次の街を目指す。

この街では新たな旅の仲間を加える事はなかったが、仲間探しだけが目的ではない。

着実な成長、これが彼の本当の目的であり目標は世界一のギルド、ワールドギルドを目指す事だ。

ワールド・ギルド!!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

505

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚