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【場所:ハルトの自室・深夜】
ハルト:……な、なんだ? スマホが熱い……!
(スマホの画面から、ピンク色の魔力の粒子が溢れ出し、部屋の床に魔法陣を描く)
ハルト:うわっ! これ、夢の中で見たやつだ!
(光の中から、一人の美少女が「実体化」して現れる。……しかし)
カレン:……痛たた。転送魔法の座標が少しズレたかしら。
ハルト:……カ、カレン!? 勇者パーティーの魔導士、カレン!?
(カレンは、あの異世界そのままの姿――つまり「何も着ていない」状態で、ハルトの学習机の上に座っていた)
カレン:……あら、ハルト。やっと見つけたわ。 カレン:勝手に元の世界(こっち)に戻っちゃうなんて、水臭いじゃない。
ハルト:ちょ、ちょっと待て!! ここは日本だ! ハルト:そんな格好で机の上にいたら、僕が「事案」で捕まる!!
(ハルト、慌ててクローゼットから自分の「パーカー」を取り出し、カレンの体に押し付ける)
ハルト:これ着ろ! 早く! 伝説の「ヌノ(服)」だ!!
カレン:きゃっ!? ……ふふ、これが噂の……。 カレン(ハルトのパーカーに袖を通し、ブカブカの状態でフードを被る)
カレン:……へぇ。あなたの匂いがするわ。 カレン:これが「服」っていう呪具なのね。なんだか、ずっとハルトに抱っこされてるみたいで……悪くないわ。
ハルト:……(パーカーの裾から生足が丸見えで、逆に破壊力が増している……!)
カレン:さて、ハルト。ミッションの時間よ。 カレン:実は、あの「爆発」の影響で、私たちの世界とこの世界が繋がっちゃったの。
ハルト:えっ、どういうこと?
カレン:今頃、隣国の女王ベアトリスや魔王イヴも、この街のどこかに現れているはずよ。 カレン:彼女たちがこの世界の「服を着る文化」に絶望して暴れ出す前に……。
カレン(ハルトの胸元を指でツン、と突きながら)
カレン:あなたが責任を持って、全員に**「こちらの世界のルール(デート)」**を教え込みなさい。
ハルト:……デート!?
カレン:そう。まずは……私と。 カレン:この「服」という不自由な呪具の脱がせ方を、もう一度……一から教えてくれるかしら?