「あんたになりたいよ」
目の前で、君は僕に向かって泣いている。
僕はただ、得意なもので賞を取っただけなのに。
「なんで?」
「本当に無愛想」
しゃくり上げながら、僕を精一杯バカにする君。
得意で賞を取ったって、彼女が泣く理由にならないのか。いや、なるか。
「…僕はいつまでたっても、そうやって君を泣かせてしまうだけなのかなあ」
ミンミンゼミが鳴く。自信たっぷりだった君が泣く。
僕の感情は無く、僕はただどうしようもなく立ち尽くす。
「ばか」
「僕だって、あの作文は自信なかったよ」
「それでも最優秀賞とってるじゃない」
「………」
必死に言い訳を言ったって、君の心には届く訳ないよね。
「あんたなんか」
君を抱きしめて、君を黙らせてしまった。
「気が狂ったの?何の意味もないじゃない、私を抱きしめたって」
「…ごめんね」
今君には、きっぱりと、そっと謝罪を添えた。
ほんとうはこんな事思ってない。でも、今は嘘をついた。
夏の暑い日なのに、僕の肩だけには雨が降っていた。
すみません、深夜に書き殴ったのでめちゃ意味不明です。
ちなみに色々工夫とかしてます。韻も踏んでます、気づいて欲しいですね…!
では。
コメント
28件
…ハート500?…
肩に雨…涙?← 深夜でこのクオリティ……僕は調子が良くても圧倒的にこの作品未満ですね((((
深夜なのに…それはすげぇ…( ˇωˇ )