TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

今日のお仕事は人間マネキン! 動いてばれないように、気をつけないと……。

美術館の中は、いろんな人であふれていた。親子連れ、カップル、おじいさんおばあさん。みんなが、それぞれのペースで楽しんでいた。

私はというと、もちろんマネキン。最初は恥ずかしくてたまらなかったけど、だんだん慣れてきて、今では少し余裕が出てきた。

と、思ってたら、事件が起きちゃった。マネキンの近くには子ども達の遊び場があって、たくさんの子ども達が遊んでいた。そのうちの一人が、転んだ拍子に私のスカートをつかんだ。

画像 私は動くことが出来ず、そのままずるずると……。しかもその子、スカートといっしょにパンティの紐までつかんだみたい! スカートだけじゃなく、下着まで……。

やばい、私は下半身丸出しのまま、マネキンとして立ってることに……! どうしよう? このままじゃまずい。早くなんとかしないと……。

でもどうやって? 今日の私は、動いちゃいけないのだ。私が悩んでいる間にも、どんどん時間は過ぎていく。焦れば焦るほど、頭が真っ白になってくる。

幸い、近くにいるのは子ども達だけだ。でも、子ども達は、衣装の脱げたマネキンに興味津々で、どんどん集まってきちゃった!

「わっ、すごーい!」

「このお人形さん、裸だよ」

「本当だ!」

「ねえねえ、これ何ていうの?」

ああ、そんなこと聞かないで~!!(続く)

アルバイトに関する都市伝説

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

47

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚