テラーノベル
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【場所:ハルトの自室・深夜】
ハルト:ほら、これでも飲んで落ち着け。ポテチで喉が渇いただろ。 ハルト(冷凍庫から出したばかりのメロン型容器を渡す)
カレン:……な、何これ。緑色の……球体? カレン:中に、猛烈な「果実の魔力」が封印されているわ……!
(カレン、蓋をパカッと開ける。中にはシャリシャリの緑色のアイスが詰まっている)
カレン:……冷たいっ! でも、なんて甘美な香りなの。 カレン:これ、我が国の王室でも「幻の果実」と呼ばれた**『メロン・ソード』**の抽出液じゃない!?
ハルト:いや、ただの100円くらいのアイスだから!
(カレン、備え付けの小さな木のスプーンで一口、パクリ。……瞬間、彼女の顔がポッと赤く染まる)
カレン:……あ、あぁ……。
ハルト:カレン?
カレン:……ハルト……。これ、**「お酒(魔力の酒)」**が入ってるわね……? カレン:メロンの芳香に酔って……頭が、ふわふわする……。
ハルト:えっ、お酒!? 入ってないはずだけど……。 ハルト(あ、そうか! 異世界の住人には、現代の香料や冷たさが「精神作用」として強く効きすぎるんだ!)
(カレン、パーカーの肩をはだけさせ、トロンとした目でハルトを見つめる。完全に「メロン酔い」状態だ)
カレン:……ねぇ、ハルト。ポテチは「塩」の快楽だったけど……。 カレン:このメロンは、「甘い」拷問ね……。
(カレン、メロンの容器を持ったまま、ハルトの膝の上に這いずり寄ってくる)
カレン:……冷たいアイスで、私の中を冷やして……。 カレン:その代わりに……ハルトの「熱い魔力」を、私に……分けて……。
ハルト:カレン、近すぎる! アイスがパーカーにつくって!
カレン:いいわよ、そんな「ヌノ」……。 カレン:メロンの甘い香りと一緒に、全部……舐めとって、いいわよ……?
(カレンの指先から、メロン味の液体がポタリと、ハルトの太ももに落ちる)
(その時、部屋のドアが「ドォォォォン!!」と蹴り開けられる)
レイア(全裸にエプロン姿):……ハルト。……「メロン」の匂いがするわね。 レイア:私を差し置いて、その女と**『果実の儀式(デザート)』**を始めるつもり!?
ハルト:レイアさん!? なんでその格好で家(うち)にいるんだよぉぉぉ!!
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