テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
📩 相談
高校一年生・仮名:Kさん
友達と一緒にいると、
楽しくないわけじゃないのに、
自分がだんだん消えていく感じがします。
話は合わせられるし、
笑うこともできます。
でも家に帰ると、
「今日、自分は何を考えてたんだろう」
って分からなくなります。
一人だと寂しいのに、
誰かといると疲れます。
人付き合いって、
こんなに自分を削るものなんでしょうか。
遥
「……自分を使って、場に溶けてる感じだな」
蓮司
「嫌われないようにするのが、一番前に来ちゃってる」
日下部
「……“一緒にいる”と“存在してる”が、同じじゃなくなってる」
遥
「Kさん、自分の意見、飲み込むの早くない?」
蓮司
「反応はしてるけど、発信してない感じ」
日下部
「……場は回ってるけど、本人はいなくなる」
遥
「薄くなる感覚ってさ、ちゃんと気づいてるのがつらい」
蓮司
「気づかないまま合わせ続けるより、よっぽどしんどい」
日下部
「……削れてる自覚がある分、回復もしにくい」
遥
「一人だと寂しいのは、人が嫌いなわけじゃない証拠」
蓮司
「でも一緒にいると疲れるのは、無理してる証拠」
日下部
「……この二つが同時にある人、結構多い」
遥
「人付き合いが悪いんじゃない」
蓮司
「付き合い方が、Kさんに合ってないだけ」
日下部
「……“合わせられる”と “合っている”は違う」
遥
「自分が残る関係じゃないと、続けるほど苦しくなる」
蓮司
「薄くなる前提の関係、長距離走れない」
日下部
「……疲れるのは、弱さじゃない」
遥
「ちゃんと“自分がいる”場所、探していい」
蓮司
「数は少なくていい」
日下部
「……濃くなれる相手でいい」
🗝 三人からのことば
遥
「消える感覚に気づける人は、まだ自分を失ってない」
蓮司
「疲れる関係が全部“普通”じゃない」
日下部
「自分が残る距離を、選び直していい」