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高校一年生・仮名:Rさん
特別なことは何もしてないのに、
いつも誰かに責められてる感じがします。
先生の声も、
親のため息も、
友達のちょっとした沈黙も、
全部「お前のせいだ」って言われてるみたいで。
実際に怒られてるわけじゃないのに、
体がずっと縮こまってて、
何かある前から謝りたくなります。
悪いことをした記憶はないのに、
「私が間違ってる気がする」って感覚だけが残ります。
この感じ、どうしたら消えますか。
遥
「……これ、地味に一番削られるやつだな。
怒鳴られた記憶より、
“怒られそう”って空気の方が残る」
蓮司
「Rさん、ずっと周りを先読みして生きてきたんじゃない?
怒られないように、
何も起きないようにって」
日下部
「……“まだ何も起きてない段階で縮む”。
それ、心が常に防御に入ってる状態だ」
遥
「だからさ、
実際に怒られてなくても、
もう体は罰を受けてる」
蓮司
「謝りたくなるのも自然だよ。
衝突を避けるために覚えた動きだから」
日下部
「……罪があるからじゃない。
安全を確保するための反応だ」
遥
「Rさん、悪くない」
蓮司
「でも“悪くない”って言われても、
簡単に信じられないよな」
日下部
「……長い時間、
“自分が原因かもしれない”って思わされてきたから」
遥
「この感覚、
一気には消えない」
蓮司
「まずは“今、本当に怒られてる?”って
事実だけを見る」
日下部
「……想像と現実を分ける練習」
遥
「相手の沈黙=自分の罪、じゃない」
蓮司
「ため息=責め、でもない」
日下部
「……全部を自分の責任にしない」
遥
「謝りたくなったら、
一回止まれ」
蓮司
「“今、何に謝ろうとしてる?”って考える」
日下部
「……理由が出てこなかったら、
それは反射だ」
遥
「Rさんは、
もう十分気を遣って生きてる」
蓮司
「これ以上、自分を罰し続けなくていい」
日下部
「……怒られてる気がする人生から、
少しずつ降りていい」
🗝 三人からのことば
遥
「怒られてないのに縮む癖は、身を守ってきた証拠だ」
蓮司
「謝りたくなるのは弱さじゃない。生き延びる知恵だった」
日下部
「“自分のせいじゃない”時間を、これから増やせばいい」