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●セレンの魔法●論理がないと警察に、証拠不十分だ!と言われる。
警察無線から連絡があった。
警察「魔女様!助けてください!」
セレン「どうしたの?」
警察「近くで一軒家の火災があったのですが、ほかの事件で、いっぱいいっぱいで、そちらにいけそうにありません。なので、事件解決に動いてくださいますか?」
セレン「分かりました」
火事のあった現場に向かった。
消防士「近年、この近くであった火災とにているんですよね。では、我々はこれで、、。」
消防隊が、現場を封鎖していた為、後退してもらった。
セレン「ご家族は?」
消防隊「こちらです」
セレン「火災が起きたのは?」
消防隊「朝の6時ごろです」
私は、消防隊にお礼を言い、消防隊は、去っていった。
出火前に現場近くで消防車を見た証言
消防隊の中に問題児がいる
元消防士と消防隊員が口論していた
三人家族
父親、母親、子供
家族は、生活に困っていた。
セレン「最近なにかおかしなことはありましたか?」
父親「いえ、特には何もありませんでした」
母親「最近、この近くで、放火があちこちであったらしいです」
子供「両親が最近、仲悪いんだ。髪引っ張ったり、平手打ちしたり」
セレン「(放火犯の連続殺人は、警察官だけしか知らないはず、、。)」
元消防士が内部情報を知っていた
放火犯の連続殺人の資料を見返した。
どれも致命的な火災が発生する場所に火がつけられている。
出火地点が外ではなく屋内中心
普通の放火は外から火をつける。
でも今回全部「屋内中心」。
なぜ?
→ 父は「初期消火が難しい位置」を知っている。
しかも:
家の柱の溶け方が他と明らかに違う
→ 素人では不可能な加速剤選択。
走っていた時間と出火時刻にズレ
ライターの燃焼痕の位置が不自然
放火に使われた可燃物が家にない
セレン「(さっきの消防隊の誰かがつけた?)」
今回の事件も同じだった。
セレン「職業は何ですか?」
男性「元消防士です」
母親「保育士です」
セレン「朝の6時頃何をしていましたか?」
男性「マラソンです。毎日走っています」
母親「朝の支度です」
子供「寝ています」
セレン「タバコは吸われますか?」
男性・女性「両親ともに吸います」
ライターは、食卓においている。
お金の管理は、女性がやっていた。
近隣住民に話を聞いた。
毎朝、あの家(今回の火災現場)の男性が走っているのをみたらしい。
延焼速度が異常に早い
燃焼温度の違いが素人では再現不可能
マラソンのルート上に過去の出火現場が重なる
マラソンルート
近隣住民証言:
「いつもより汗をかいていなかった」
毎朝走る
6時に出火
今日は汗がない
出火地点は走行ルート上
屋内中心=消防知識
よって走っていない=現場にいた
さらに:
マラソンウェアのポケットに
焦げた耐火手袋の繊維片。
元消防士しか持たない特殊素材。
可燃物が消防で使う知識前提の選択
屋内中心なのは初期消火の難易度を知っているから。
近隣の防犯カメラに映っていない
マラソンウェアから微量の加速剤検出
借金取りに追われている
保険金目当て
家族の前
男は一瞬だけ、子供の方を見た。
その目は、炎ではなく、灰だった。
私は、言葉を選ばなかった。
選べば、きっと言えなくなるから。
セレン「犯人は、男性ですね?」
「あなたは火災を“知りすぎていた”。」
「素人は、火を恐れる。」
「あなたは、火を“計算”していた。
「屋内中央。梁の角度。可燃物の配置。」
「それは、消防士の消火困難区域だ。」
「あなたは、消せない場所に火を置いた。」
「走っていないのに、走ったと言った。 それが、あなたの唯一の嘘です。」
警察無線で、警察に報告した。
子ども「ねぇ?お父さん、またどこかに行くの?」
お父さん「ああ、大丈夫すぐに帰るから、、。」
その顔は、何処か悲しげだった。
男性「……俺は、火を消す側だった。
なのに、誰も、俺を消してくれなかった」
親として複雑だった。
パトカーの中で、子供は眠っていた。
その手には、父のマラソンシューズの焦げた紐が握りしめられていた。
火は消えた。
けれど、灰は残る。
私の旅は、続く。