テラーノベル
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【場所:月明かりのビル屋上・夜風が吹く】
ハルト:……カレン。ちょっと、こっちに来てくれ。
カレン(巨大化した胸を揺らし、ハルトのパーカーの残骸を羽織りながら歩み寄る)
カレン:……なあに、ハルト? 次の暗殺ターゲットの相談? カレン:それとも、また「メロンソーダ」が飲みたくなっちゃった?
ハルト:……違うんだ。そんなことじゃない。
(ハルト、カレンの細い肩をがっしりと掴む。彼の指先から、熱い魔力がカレンの肌に伝わる)
ハルト:僕は……さっきの爆発で、一度死にかけた時に分かったんだ。 ハルト:この世界(現実)に来て、いろんな女たちに囲まれて……。 ハルト:でも、一番最初に僕を「魔物」じゃなくて「ハルト」として見てくれたのは、君だった。
カレン:……ハルト……。
ハルト:カレン。僕は……殺し屋になっても、魔王になっても……。 ハルト:君のことだけは、一生、僕の「隣」で抱っこし続けたい。
(背景:月が二人の背後で大きく輝き、スローモーションの演出)
ハルト:「カレン。僕の……僕だけの『運命のつがい(彼女)』になってくれ」
(沈黙。風の音だけが響く中、カレンの大きな瞳から、ポロリと雫がこぼれる)
カレン:……っ!! う、うわぁぁぁぁん!!
(カレン、ハルトの胸に顔を埋めて泣きじゃくる)
カレン:遅いわよ、バカハルト!! カレン:こっちは……こっちは異世界にいた時から、ずっと……! カレン:あなたの「種」も「咆哮」も「優しさ」も、全部独り占めしたかったんだから……っ!!
(カレン、つま先立ちでハルトの唇を奪う。メロンの甘い香りと、涙のしょっぱさが混ざり合う、長い長い接吻)
ハルト:……カレン。愛してる。
カレン:……私も。大好きよ、ハルト。 カレン:……ねぇ。今の「告白」で、また私の中が……シュワシュワしてきちゃった。
(カレンの胸元から、再び「聖なる雫」が溢れ出し、ハルトの胸板を濡らす)
カレン:……今夜は、誰にも邪魔させないわ。 カレン:殺し屋の「初仕事」の前に……私を、壊れるまで……**『本気の抱っこ』**で愛して……っ!!