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※これは、本気でごめんなさい。書きたかった……欲に勝てず……。
蓮司
「ねえねえ、ちょっと聞いていい?
もし俺らに“声”があるとしたら、誰っぽいって言われると思う?」
遥
「は?……何その話。唐突すぎ」
(視線そらして、ちょっとだけ気まずそう)
「……ていうか、ないから」
日下部
「……また妙なこと言い出した」
(でも、気になってはいる顔)
「自分の声って、考えたことないな」
蓮司
「いやいや、たとえば“声優さんで言うなら?”ってノリだよ。
夢見すぎって言われたら……まぁその通りだけど」
遥
「……声、か」
(ちょっと黙ってから)
「……高すぎんのは嫌。
でも、低すぎても……なんか違う」
「……自分じゃよくわかんねぇけど、
怒ってなくても怒ってるみたいって言われたことはある」
蓮司
「つまり、“神経質そうだけどどこか透明感ある”系ね。
……斉藤壮馬とかどう? 感情に陰があって、でも芯はある」
日下部
「それ、わりと合ってる」
(素直にうなずく)
「遥の声って、感情が出る瞬間にだけ震える。
斉藤壮馬さんの、静かなときと熱いときの差に、ちょっと近い」
遥
「……わかったからもういいって」
(顔を手で隠す)
蓮司
「で、日下部は……真面目で低音で、
ふだん静かだけど、たまに揺らぐとこがいいんだよな~」
「内田雄馬とかもアリだけど、個人的には……
諏訪部順一とか、どうよ」
日下部
「……いや、それはちょっと大人すぎないか」
(苦笑しつつ)
「でも、“言葉の重み”で話す感じは、分からなくもない……かも」
蓮司
「んで、俺。どうせ“調子乗り系”だと思ったでしょ?」
(にやりと笑って)
「宮野真守、けっこう理想。ふざけてるようで、狙ってる。
喋りながら裏でゲーム盤ひっくり返してる感じがね、憧れるよ」
遥
「似合ってんじゃん。うるさいとことか」
日下部
「うん……あとは、“わざと明るくしてる”感じも、実は合ってる」
蓮司
「ほら、絶対似合ってるって。
てか、これ誰がまとめんの?“遥=斉藤壮馬・日下部=諏訪部順一(仮)・俺=宮野真守”?って書いたら怒られるやつじゃん」
遥
「“仮”つけとけ。“あくまで参考”って」
日下部
「“公式とは一切関係ありません”も、な」
蓮司
「そんなにビビらなくても〜……まぁ、調子乗りすぎはやめとくか」
「でももし、誰かが“この声っぽい”って思ってくれたら……ちょっとだけ、うれしいよな?」
遥
「……まぁ、な」
(照れ隠しに小さくうなずく)