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📩相談
高校一年生・仮名:Sさん
学校でいじめられています。
最初はからかわれるくらいでした。
でも、少しずつ悪口を言われたり、仲間外れにされたり、笑われたりすることが増えました。
先生に言おうかとも思いましたが、余計ひどくなる気がして言えません。
親にも心配をかけたくありません。
学校へ行くのが苦しいです。
でも休んだら逃げたみたいで、それも嫌です。
どうしたらいいか分かりません。
遥
「……まず、逃げたことにはならない」
日下部
「同感だ」
蓮司
「毎日その場所へ行くだけでも、相当気を張ってるはずだからな」
遥
「『自分が弱いから』って思ってるなら、それは違う」
日下部
「いじめは、いじめる側が起こしている問題だ。Sさんが原因だと決めつける理由にはならない」
遥
「でも、そう思えなくなるんだよな。毎日言われ続けると自分がおかしいのかなって」
蓮司
「人って、同じことを何度も言われると、本当かどうかとは別に揺らぐから」
日下部
「だから一人で抱え続けるべきではない」
遥
「先生に言ったら悪化しそうっていう気持ちも分かる」
蓮司
「その不安は自然だと思う」
日下部
「だからこそ、一人だけで判断しないことが重要だ。学校の先生、保護者、信頼できる大人など、状況を知る人を増やした方がよい場合もある」
遥
「『迷惑かけたくない』って書いてあるけど、心配する人って、知らない方がつらいこともある」
蓮司
「相談するって、相手に全部解決してもらうことじゃない。『今こんな状況なんだ』って知ってもらうだけでも違うから」
日下部
「Sさんは、『休んだら負け』と思っているようだ」
遥
「俺は違うと思う。苦しくて立ち止まるのと、負けるのは別だ」
蓮司
「自分を守るための選択を、全部逃げだと思わなくていい」
日下部
「学校へ行くことだけが最優先とは限らない。まず安全が優先されるべきだ」
遥
「Sさん……一人で耐えることだけは、頑張りだと思わなくていい」
🗝 三人からのことば
遥
「苦しいなら、苦しいって言っていい。一人で抱え続けなくていい」
蓮司
「相談は弱さじゃない。味方を増やすための一歩でもある」
日下部
「自分の安全を守ることを、後回しにしないでほしい」
コメント
1件
第35話、読み終えたわ。いじめの相談に対して三人がすごく丁寧に言葉を選んでるのが伝わってきた。特に「苦しくて立ち止まるのと負けるのは別」ってフレーズ、刺さったな。説教くさくなくて「一人で抱え込まなくていい」っていうスタンスがずっと一貫してて、読んでてほっとした。ruruhaさんのこういう優しい描き方、好きだわ。
#一次創作
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