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高校二年生・仮名:Kさん
人と仲良くなるほど、
自分が分からなくなります。
相手に合わせているうちに、
何が好きで、何が嫌いだったのかも曖昧になって。
一人になると少し楽なのに、
孤独は怖い。
近づきたいのに、
近づくと消える感じがします。
遥
「……これ、
人に溶けすぎるタイプだ」
蓮司
「合わせるのが上手すぎるんだろ」
日下部
「……“自分を保つ経験”が少ない」
遥
「Kさん、
嫌われないことを最優先にしてきた」
蓮司
「だから自分の輪郭が、
他人基準で削れてる」
日下部
「……合わせることで
関係を守ってきた人だ」
遥
「一人が楽なのは、
やっと自分に戻れるからだ」
蓮司
「でも孤独が怖いのは、
人が必要なのも本音だから」
日下部
「……矛盾してない。
両方ほんとうだ」
遥
「消えてるんじゃない。
預けっぱなしなだけ」
蓮司
「自分を相手の手に置いて、
返してもらってない」
日下部
「……まずは
小さく取り戻すところから」
遥
「全部主張しなくていい」
蓮司
「一個だけ、
譲らない感覚を作れ」
日下部
「……“今日はこれが嫌だった”
それだけでいい」
遥
「関係って、
溶け合うことじゃない」
蓮司
「形が残ってる方が、
長く続く」
日下部
「……消えないでいられる距離が、
その人との適正距離だ」
🗝 三人からのことば
遥
「自分が薄くなる関係は、
優しさの使いすぎだ」
蓮司
「合わせられるのは才能だが、
使い道は選べ」
日下部
「残れる自分がいる関係だけが、
“ちゃんとした関係”だ」