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📩 質問:「学校、休みたいときある?」
蓮司「“学校、休みたいときある?”って」
日下部「あるに決まってる」
蓮司「即答」
日下部「朝、布団の中で“今日行く意味あるか?”って思う瞬間、あるだろ」
遥「……わかる。
理由があるわけじゃないのに、体が拒否する日がある」
蓮司「オレはテスト前とか。現実逃避したくてさ」
日下部「お前は現実逃避が日課だろ」
蓮司「ひどい! でも否定できない!」
遥「……“行かなきゃ”って思うほど、行けなくなるよね」
日下部「責任感が強いやつほど、休むことに罪悪感を感じるんだよ」
蓮司「でもさ、休むのって悪いことじゃないよな?」
日下部「当たり前だ。壊れる前に止まるのは、立派な判断だ」
遥「……“休む勇気”って言葉、最近やっとわかってきた気がする」
蓮司「オレも。“逃げ”じゃなくて“守り”だよな 」
日下部「そう。自分を守るのも、生きるうちの一部だ」
蓮司「……なんか、今日だけは真面目に締めたい気分」
日下部「珍しいな」
遥(少し笑って)「……じゃあ、明日はちゃんと行こうか」
蓮司「うん。行けたらね」
(3人の声が、どこかやさしく混ざっていく)