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📩相談
高校二年生・仮名:Sさん
私は、人に頼るのが苦手です。
本当は困った時に、
「手伝ってほしい」
「一緒にいてほしい」
と言いたいです。
でも、言うまでにもかなり迷います。
「こんなことで頼んでいいのかな」
「忙しいんじゃないかな」
と考えてしまいます。
それでも勇気を出して頼んで、相手が「いいよ」と言ってくれると、その瞬間はほっとします。
なのに、 少し時間が経つと、
「無理させたんじゃないかな」
「本当は嫌だったんじゃないかな」
と気になってきます。
次の日になると、
「昨日はごめん」
と謝りたくなります。
助けてもらいたかったはずなのに、助けてもらった後の方が苦しくなります。
遥
「……頼む前より、頼んだ後の方がしんどくなるんだ」
蓮司
「頼むまでは『助けて』。頼んだ瞬間から『悪かった』」
遥
「切り替わるの早いな」
蓮司
「でも、こういう人いるだろ。相手が『いいよ』って言った瞬間に、今度は『本当に? 無理してない?』って聞き始める」
遥
「分かる。そこで相手が『大丈夫だよ』って言っても、まだ信じられない」
日下部
「Sさんは、頼ることそのものより、『頼った後に相手へ負担を残したのではないか』という不安が強いのかもしれない」
遥
「相手が断らなかったら、こっちは『大丈夫だった』って思っていいの?」
日下部
「少なくとも、相手が『いいよ』と選択したことまで、Sさんが否定する必要はない」
蓮司
「そこなんだよな。相手が自分で『いいよ』って言ったのに。こっちが勝手に『本当は嫌だったんだ』って決める」
遥
「……それも失礼なのかもしれない。相手が自分で決めたことを、信用してないってことだから」
日下部
「そうとも考えられる。もちろん、相手が無理をしている可能性を考えること自体は悪くない。ただ、一度確認したなら、その後は相手の意思も尊重していい」
遥
「『本当に大丈夫?』って何回も聞くんじゃなくて。一回聞いて、『大丈夫』って言われたら受け取る」
日下部
「そうだ」
蓮司
「じゃないと、助ける側も困るぞ。『いいよ』って言ったのに、『本当は嫌なんでしょ』って何度も言われたら。じゃあどう答えれば納得するんだ、ってなる」
遥
「……確かに。頼った側が、相手の気持ちまで勝手に決めちゃうことになる」
少し間が空く。
遥
「でもさ。『迷惑かけた』って思っちゃうのは、どうしたらいいんだろう」
日下部
「まず、『迷惑をかけた』と『相手に負担をお願いした』を分けることだと思う」
遥
「違う?」
日下部
「違う。人に何かを頼めば、多少の負担は発生する。しかし、負担が発生することと、迷惑をかけたことは同じではない」
蓮司
ruruha
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「頼るって、相手に何もさせないことじゃないからな。多少手間をかけてもらうことまで全部『迷惑』にしたら、人間関係なんて成立しない」
遥
「……そうか。自分だって、誰かに頼られたら『迷惑だ』って毎回思うわけじゃないもんな」
蓮司
「むしろ、頼ってくれた方が嬉しい時だってある」
遥
「それなのに、自分だけは頼っちゃ駄目って思う」
日下部
「Sさん。頼る前に相手の都合を考えることは大切だ。しかし、頼った後まで相手の気持ちを想像して、勝手に罪悪感を作り続けなくてもいい。相手には、断る権利もある」
遥
「『無理なら言ってね』って伝えて。相手が『いいよ』って言ったら、その言葉を信じる」
蓮司
「それくらいでいいだろ」
遥
「……頼るって、相手に全部背負わせることじゃないんだな。一人では無理なところを、少し借りるだけでもいい」
🗝 三人からのことば
遥
「助けてもらったことまで、あとから全部『迷惑をかけた』に変えなくていい。相手が『いいよ』と言ってくれたことも、ちゃんと受け取っていい」
蓮司
「相手が自分で引き受けたことまで、『本当は嫌だったんでしょ』って決めつけるのは違う。相手の『いいよ』も信じろ」
日下部
「頼ることには、相手に負担をお願いする側面がある。それと、相手を困らせることは同じではない。相手の意思を尊重しながら頼っていい」
コメント
1件
この話、すごく刺さりました…😢 私も「頼んだ後に謝りたくなる」タイプだから、Sさんの気持ちが痛いほど分かるよ。でも遥たちの「相手の『いいよ』を信じていい」「頼ること=迷惑じゃない」って言葉に、じんわり救われた。頼るって、相手に全部背負わせることじゃないんだなって、ハッとさせられた。ruruhaさん、優しい視点をありがとうございます🌸