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【場所:翌朝のキャンプ地。朝日が眩しい】
カレン:……レイア! 起きなさい! 体調はどう!?
レイア(地面に大の字で寝転び、魂が抜けたような顔をしている)
レイア:……あぁ。天国が見えたわ、カレン。
カレン:天国!? さすが伝説の魔物……。 カレン:さあ、見せて! あなたのお腹の中に宿った、国の宝(赤子)の気配を!
(カレン、レイアのお腹に耳を当てる。……しかし、シーンとしている)
カレン:……あれ? 無音ね。魔力の胎動が一切感じられないわ。
レイア:えっ? ……うそ。あんなに激しく、奥まで貫かれたのに?
ハルト(昨夜の服をバサバサとはたきながら、気まずそうに登場)
ハルト:……あの。おはようございます。
レイア:ハルト! どういうこと!? 伝説では「一晩で子宝」のはずでしょ! レイア:私の体が……魔物(あなた)に拒絶されたっていうの!?(ショックで半ベソ)
ハルト:いや、拒絶とかじゃなくて! ハルト:……その、昨夜はちゃんと「外」に……出したから。
レイア:ソト……?
カレン:ソトに出した……?
(二人の女子、顔を見合わせて首を傾げる。この世界に「避妊」という概念はない)
レイア:ハルト、それは何かの高等な術式なの? レイア:魔力をあえて体内に残さず、外に放出することで……私を「生殺し」にするという拷問!?
ハルト:違うよ! 責任とか、いろいろあるだろ! ハルト:いきなり子供ができたら、レイアさんの騎士としてのキャリアだって……。
レイア:……っ!!(ガタッ、と立ち上がる)
レイア:優しいのね、ハルト……。私の立場を守るために、あえて「最強の一撃」を封印してくれたのね……。
ハルト:……(あ、これまた良い方に解釈されたな)
カレン:でも、これは問題だわ。 カレン:昨日、あのゴブリンたちが「魔物が現れた」って里に報告しちゃったはず。 カレン:今頃、国中の女子たちが**『絶対に孕ませてくれる魔物』**を求めて、こっちに向かってるわよ。
ハルト:……えっ。
カレン:しかも、レイアが「空振り(未妊娠)」だったと知れば……。 カレン:**「次は私の番ね!」**って、行列ができるわ。
ハルト:やめて! 僕の理性がもたない!!
(その時、遠くから地響きと共に、豪華な馬車と騎士団の足音が聞こえてくる)
聖騎士A:いたぞ! 伝説の「オス」だ! 囲めーーー!!
#恋愛