狭いシングルベッドの上に二人で倒れ込むと、拓は真子の首筋へ唇を這わせる。
「はぁっ……」
真子の可愛らしい吐息が漏れる。
拓はすぐに真子の服を一枚ずつ脱がせていった。
真子を下着姿にした後、拓も服を全部脱ぐ。
そしてベッドの上で恥じらっている真子に、再び覆いかぶさった。
拓が真子のブラジャーを外そうとした時、手術の傷跡が目に入った。
手術痕は、真子の柔らかな二つの乳房のちょうど中心にあった。
縦に長く伸びた傷跡は、周りの色に溶け込んでだいぶ目立たなくなっていたが触れると段差がわかる。
「大きい傷でしょう? 恥ずかしい……」
真子はその傷を両手で隠す。
しかし拓は穏やかな表情で言った。
「隠す事ないさ。この傷があるからこそ今真子はこんなに元気になったんだ…」
そして拓は上体を屈めると、その傷跡を唇でなぞり始める。
「拓……」
その行為にびっくりした真子が叫んだが、拓はやめようとはしない。
拓は傷跡に唇で優しく触れていく。
そんな拓の優しさに、真子は涙がこぼれてくる。
傷全体にキスを終えた拓は、顔を上げて再び真子の唇にキスをする。
そしてしばらく熱いキスを続けた。
その後拓の唇は真子の胸へと下りて行く。
ブラジャーを完全に剥ぎ取ると、真子の柔らかな乳房が現れる。
真子の胸はとても美しかった。
拓はたまらなくなり、すぐに両手で掴むとゆっくりと揉みしだく。
「はぁっ……」
真子が切ない吐息を漏らす。
その声に刺激された拓の手は、真子の胸の先端をいじり始めた。
するとさらに真子の喘ぎ声が激しくなる。
我慢出来なくなった拓は、その先端の蕾の部分に吸い付いた。
硬くなった突起に舌先が触れると、真子の口からは更に熱い吐息が漏れる。
拓は両手で乳房を揉みながら下で先端を攻め続ける。
そしてぼんやりと京都の森の中でこの場所に触れた時の事を思い出していた。
あの頃の拓は、真子とこうして身体を重ねられなかったとしてもただ傍にいられればそれでいい…そう思っていた。
隣にいつも真子がいて、ただ笑ってさえいてくれればそれで充分だと思っていた。
それは究極の『純愛』だ。
あれから8年経ち、まさかこんな日を迎えられるとは思っていなかった。
溢れる真子への熱い思いに拓の胸は張り裂けそうだった。
そして感慨深げに真子の美しい乳房をもう一度見つめると、たまらなくなりまたその先端を口に含む。
そして真子を喜ばせようと舌先で先端を攻め続けた。
拓の攻めに可愛らしい喘ぎ声が響く。
拓が舌を動かす度に、その声はどんどん大きくなっていった。
真子の胸を攻めながら、拓は右手を真子のパンティの中へ滑り込ませた。
「あっ……」
びっくりした真子が声を上げる。
しかし拓はそのまま真子の秘部まで指を進めて行った。するとすでにそこは湿り気を帯びていた。
「真子、すごいよ、ビショビショだ」
「そんなはず……ない…….あんっ……」
真子は乳首と秘部を同時に攻められ切ない声を漏らす。
そのあまりにも色っぽい声に煽られた拓自身は既にみなぎっていた。
そしていよいよ我慢が出来なくなり真子の両脚に手をかける。
その時、真子が無意識に抵抗するように力を入れた。
「真子?」
「拓…怖いの..」
「え?」
「怖いの……」
「!」
そこで拓は漸くその意味がわかったようだ。
真子の反応があまりにも初々しく不慣れな感じだったので、なんとなくそんな風には感じていた。
でもそれは経験が少ないという意味に捉えていた。
しかし拓の推理は間違っていたようだ。
「もしかして初めて?」
真子は恥ずかしそうに頷く。
「マジか……」
拓は感動のあまり真子をギュッと抱き締める。
「た、拓…息が出来ないよ……」
真子が訴えるほど、拓はかなり強く真子を抱き締めていた。
「ごめん…つい嬉しくて……だったら優しくしないとな」
拓はそこからやり方を変えた。
全てのタッチをソフトに変える。
その作戦が功を奏したのか、真子は先程とは全く違う反応をし始めた。
「はぁっ……あんっっ….あ、ダメ……」
拓のソフトで優し過ぎる愛撫は、真子の身体をどんどんとろかせる。
そして真子がまだ経験したことのない世界へ連れて行った。
拓は真子の足からパンティを引き抜いた。
そして真子の可愛らしい割れ目をソフトなタッチでこすり始める。
「ここはどう?」
「これは感じる?」
「これは好き?嫌い?」
拓はその都度真子に問いかける。そうやって真子が一番感じる部分を探り当てていく。
そして真子の好きな部分を集中して攻め続けると、とうとう真子の中からとめどなく蜜が溢れ始める。
そこから拓は、指を入れて内部をほぐし始めた。
「なんか変な感じがする……」
真子は腰をもぞもぞと動かしながら言った。
「初めてだからな。そのうち良くなるよ」
「本当?」
「うん。俺が良くしてやる」
拓は微笑みながら真子に唇を重ねた。
そしてだいぶ真子がほぐれたところで言った。
「入れるよ」
拓は真子の足を大きく開くと、その中心に自身を埋めていく。
「あ…痛っ、痛いよ拓……」
「ごめん、少し我慢して。身体の力を抜いてごらん」
痛みに怯え、身体中に力が入っている真子は苦痛に顔を歪める。
そんな真子を見ると心が痛んだが、拓は心を鬼にして真子の中へ進んで行った。
そしてとうとう二人は一つになった。
コメント
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真子ちゃんの手術の傷も拓君から見れば勲章🎖️でこの傷があってこそ今の真子ちゃんがある訳で❣️ そしてハジメテの真子ちゃんと初めての経験❤️❤️ 確かに未経験とは思いもしなかったと思うけど、 拓君が詩帆ちゃんに合わせてソフトにリードしてくれる、昔から変わらない優しい拓君だから心を解放してようやく2人が一つになれて本当に良かった😭(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)❤️🌷✨