テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
膝をついたまま床に手を置き、痛みに耐えながら、俺は息を整えようとする。だが、晃司の目はまだ怒りに燃え、友人たちも身を乗り出して俺を囲む。
「おい、俺の言うことが聞けねえなら、次はもっと厳しくなるぞ!」
晃司の声が響く。拳が肩を押し、背中に強く打ちつけられる衝撃が全身に走る。友人たちも腕や足で体を押さえ、逃げ場は完全にない。
「俺……悪かった……」
かすれた声でつぶやく。だが、怒りの炎は収まらない。
「悪かったじゃ済まねえんだよ! お前はいつもそうだ!」
晃司の怒声とともに、床に押さえつけられた俺の腕に膝が乗る。息が詰まり、胸が圧迫される。
「もっと……動け……」
友人の一人が追い打ちをかけるように言い、体を押さえる力を強める。
俺は痛みと屈辱で声が出ず、ただ震えるしかなかった。肩が激しく打たれ、膝は床で擦れ、背中には叩きつけられた衝撃が残る。
「お前は生きてる意味があると思ってんのか? 俺の前で、俺の命令に逆らえると思ってんのか!」
晃司が顔を近づけ、怒りの熱をぶつける。友人たちは無言で頷き、体を押さえつける。
俺はただ、小さく身を縮める。心の中で「俺が悪い……俺が悪い……」と繰り返すしかない。怒りも痛みも、全て自分に向けられている気がして、逃げられない。
「もっと従え! 次は座ってるだけじゃ済まねえぞ!」
晃司が叫ぶと、友人たちも手足で押さえつけ、俺を無理やり立たせる。立った瞬間、背中を強く打たれ、膝が震える。
「もう……俺、どうすれば……」
小さく漏れる声に、晃司はにやりと笑う。
「どうすれば? それはお前が俺の命令を完璧に聞けばいいだけだ。できるか?」
怒りに満ちた瞳が、俺の全身を射抜く。友人たちは背中や肩を押さえ、動きを封じたまま無言で監視する。
俺は声にならない呻きだけを漏らし、痛みと屈辱に耐える。息が荒く、手足が震え、胸の奥には自己嫌悪が渦巻く。だが、反抗する気力はなく、ただ次の指示を待つしかない。
「いいか……これが俺の言う“躾”だ。忘れるなよ。お前は俺の前で、俺の命令を絶対に曲げられないんだ」
晃司の声は冷たく、鋭く、室内の空気を震わせる。友人たちは頷き、さらに体を押さえつけ、俺を逃さない。
俺は床に視線を落とし、痛みに耐えながらも、心の奥で小さく息を整える。怒りも痛みも、全てが自分に向かい、絶望と屈辱に押しつぶされそうになる。だが、子犬や誰かを守るわけではない。俺はただ、自己嫌悪と痛みの中で、次の行動を待つしかなかった。