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蓮司「なあ、もし俺が“実は王子だった”って言ったらどうする?」


遥「帰れ」


日下部「せめて王国名くらい考えてから話せ」


蓮司「“美食の国スナッキーランド”とかどう?」


日下部「食べ物系で権威保てるわけないだろ」


蓮司「国章はポテチの絵」


遥「じゃあ外交官として俺は敵国からポテチ踏みに行く」


蓮司「うわ、侵略者」


日下部「ていうか王子なのにお前、今日もスウェットだぞ?」


蓮司「王子って言っても、庶民派なの。あの、“寄り添う王子”」


遥「寄り添う前に風呂入れ」


蓮司「はい、国辱発言〜」


日下部(鼻で笑いながら)「ほんとしょうもないな……で、もし俺が異星人だったら?」


蓮司「あー、なんか既に“浮いてる”感あるもんな」


遥「言語翻訳ソフト、精度たかいな」


日下部「敬語バグるぞそれ、たぶん。“オマエ ノ ニンゲン ミジメ”みたいな」


蓮司「それは俺のセリフだな」


(唐突に振り向く)


蓮司「――なあ、遥は?」


遥「……何が」


蓮司「“実は○○だった”ってやつ、お前は何?」


遥(ちょっと考えて)「……野良猫の転生体」


蓮司「うわ、納得した」


日下部「生前なにあったんだよその猫」


遥「死因:交通事故。場所:住宅街。遺言:『さわんな』」


蓮司(笑い堪えきれず)「ツンデレ猫じゃん」


日下部「たぶんお前、その時から人嫌いだったな」


遥「人じゃないし」


蓮司「猫でも性格悪っ」




(このあと3人でYouTubeの謎動画流してツボる→気づいたら外が暗い)



無名の灯 余白、三人分。

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