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高校一年生・仮名:Mさん
昔から
「落ち着いてるね」
「しっかりしてるね」
って言われてきました。
先生にも、親にも、親戚にも。
それが悪いことじゃないのは分かってます。
でも最近、
失敗したらダメな気がして、
弱音を吐いたら
「イメージと違う」って思われそうで、
何かあるたびに
“ちゃんとしてる自分”に戻ろうとしてしまいます。
本当は不安だし、
分からないことも多いのに、
今さら「助けて」って言えなくなってました。
遥
「……それ、“評価に縛られる”やつだな」
蓮司
「褒め言葉が、鎧になる瞬間」
日下部
「……脱げなくなるやつ」
遥
「Mさんさ。
“ちゃんとしてる自分”で生きるの、長くない?」
蓮司
「期待に応え続けてきたタイプだ」
日下部
「……崩れたら、がっかりされる気がする」
遥
「でもさ。
“ちゃんとしてる”って、疲れないか?」
蓮司
「常に正解選ばなきゃいけない感じ」
日下部
「……失敗の居場所がない」
遥
「弱音吐くのってさ、サボりじゃないんだよ」
蓮司
「状況確認」
日下部
「……メンテナンス」
遥
「Mさんが黙ってる間も不安はちゃんと溜まってる」
蓮司
「外から見えないだけで」
日下部
「……中では騒いでる」
遥
「“ちゃんとしてるね”って言葉。
本当は“安心して見てられる”って意味だろ?」
蓮司
「なら、たまに不安見せても壊れない」
日下部
「……むしろ、人間らしくなる」
遥
「今さらキャラ変える必要ない。
一時的に崩れるだけだ」
蓮司
「助けを求めるのは、信頼してる証拠」
日下部
「……弱さを見せられる相手は、選んでいい」
遥
「“ちゃんとしてる自分”だけが、Mさんじゃない」
蓮司
「迷ってる自分も含めて」
日下部
「……全部、本人だ」
🗝 三人からのことば
遥
「ちゃんとしてなくても、価値は減らない」
蓮司
「評価より、自分の体感を信じて」
日下部
「強く見える人ほど、休む理由が必要なんだ」