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【場所:聖騎士団の訓練場】
勇者・カレン:はぁ、はぁ……。ねえ、レイア。最近、森の様子がおかしくない?
剣士・レイア:ええ。……数千年に一度、伝説の魔物が現れる予兆かもしれないわ。
カレン:伝説の魔物……。女の子たちの理性を奪い、一晩で国中の子宝を宿させるという、あの……
レイア:そう。恐ろしい突起を持つ最凶の存在――**『オス』**よ。
(ガサガサッ!)
レイア:誰!? 出てきなさい!
(茂みから、ボロボロのTシャツとジーンズを履いたハルトが登場)
ハルト:……あ、あの。すみません、ここどこですか?
カレン:……っ!!
レイア:な、何……これ……。
ハルト(やばい、変なところに迷い込んだ。……って、えっ!?)
ハルト(目の前の女の子たち……何も着てない!? なんで!?)
ハルト:うわっ! ご、ごめんなさい! 見てないです! 目、伏せてますから!
レイア:……しゃべった? それに、その奇妙な姿……。
レイア:体中を「色とりどりの皮」で覆い隠している……。
カレン:間違いないわ……。文献にある通りよ。
カレン:『オス』は、自らの凶悪な本体を**「ヌノ」という名の呪具**で封印し、獲物を油断させる……!
ハルト:いや、これただのユニクロのTシャツですけど!?
レイア:……しかも、その声。なんて低くて、お腹に響く不気味な音なの。
レイア(……な、なにこれ。聞いただけで、胸の奥が熱くなる……。これが魔物の精神攻撃!?)
ハルト:あの、本当にすみません。僕、ただの大学生で……。
ハルト(……待てよ。よく見たら、この剣持ってる子、めちゃくちゃタイプだ。黒髪ポニーテール、凛としてて……最高に可愛い……)
ハルト:……あの、お姉さん!
ハルト:お近づきの印に、僕と付き合って……いや、僕の彼女になってください!
(一瞬の静寂)
カレン:……えっ?
レイア:……カノジョ?
レイア:……今、なんて言ったの?
ハルト:えっ、だから、その……一目惚れです! 大好きです!
レイア(ダイスキ……? 確か古語で、**「貴様を今すぐ押し倒して苗床にする」**っていう意味じゃなかった!?)
レイア:……っ!!
レイア:くっ、殺しなさい! 魔物に辱められるくらいなら、私は……!
(レイア、顔を真っ赤にして剣を構えるが、膝がガクガク震えている)
ハルト:ええぇぇ!? なんでそうなるの!?
カレン:レイア、逃げて! その魔物、やる気よ!
カレン:伝説の**「抱っこ」**で、あなたの中に種を流し込もうとしてるわ!!
ハルト:抱っこの定義が重すぎるだろぉぉぉぉ!!
#恋愛