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ひより
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「ああぁぁぁっ……!」
彼の肉塊を容易に受け入れ、私の中で彼の欲望がリズムを保ちながら抉っている。
「由恵……。俺の身体…………思い出したようだなっ……」
「あうっ…………あっ……あっ……あっ…………っ……んうっ……」
掠れた声色で囁かれ、眼差しを絡ませられ、身体の奥深い部分に刺激を与えられると、私の意識は白く霞んでいきそうになる。
注ぎ続けるシャワーの音と肉同士が弾け合う破裂音、喘ぎ声が共鳴し、鏡の中の自分は淫欲に染まっていた。
既婚となった男に抱かれているせいなのか、胸の奥が背徳感で凍りつく。
けれど、身体の奥を貫かれるたびに、私の中で罪悪感が跡形もなくドロドロに溶かされていった。
「おっ……俺も思い出したよ…………お前の……締まりのいい……身体っ……」
たまらず天を仰ぐと、露わになった首筋を彼に甘噛みされ、肉槍を激しく突き上げられた。
「あんっ……ぅぁああぁっ…………もう……だ……めぇっ…………! あうっ……」
「ぐっ………っ……ヤバッ…………いっ……イくっ……」
背中に弧を描かせ、私は享楽の階段を駆け上がると、彼が腰を鷲掴みにして痛烈に肉杭を貫いた。
「あぁぁぁあぁっ……ダメダメッ…………なっ……夏樹さ………んぅぁああぁっ──!!」
「んうっ……っ…………ぐっ……っ…………はあぁっ──!」
夏樹さんが呻き声を漏らした瞬間、膣内の屹立が引き抜かれ、お尻に生ぬるい感触が広がっていく。
気だるい愉悦の残滓で床に崩れ落ちそうになった私は、慌てて鏡の横に手を突いた。
後ろをチラリと伺うと、彼が引き締まった肉体を小さく震わせながら、白濁した熱を注いでいる。
「由恵……」
全てを吐き出した夏樹さんが、お尻に亀頭を擦り付けながら私を呼ぶ。
「まさか…………これで終わり……なんて思ってないよな?」
「…………え?」
「熟れたお前の身体…………もっと堪能させてくれよ……」
「……っ」
鋭利な眼差しを向けられ、私の身体を軽々と抱きかかえた夏樹さんは、バスルームのドアを勢い良く開くと、部屋へ足を向けた。
彼の言葉に鼓動が脈を打つと同時に、胸の奥に漣が立つ。
既に二度、身体を交えたというのに、彼は、なおも私に快楽を刻み込もうとしているのだ。
心の中に湧き上がった小さな波紋が幾重にも広がっていき、それが夏樹さんに抱かれる悦びと期待なのか、絶倫ともいえる彼の性欲の強さに戸惑っているのか、私にもよく分からなかった。
コメント
1件
わ、これはまた大人な展開だね……。由恵の背徳感と快楽の間で揺れる心理描写がすごく生々しくて、読んでてドキドキしたよ。元彼の夏樹さんが既婚者って設定がまた切ないし、二人の関係がどう転んでいくのか気になるわ。続きも楽しみにしてる🔥