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高校三年生・仮名:Rさん
予定がない日が、怖いです。
部活もない、約束もない、誰とも会わない休日になると、
一日中、何もしていない自分が空っぽに感じます。
スマホを見ても、
誰かが楽しそうにしているのを見るだけで、
自分だけ時間から外れている気がして。
忙しい日は大丈夫なのに、
何もない日は「私って何なんだろう」って考えてしまいます。
一人でいるのが好きなはずなのに、
静かな日ほど、気持ちが落ちます。
遥
「……それ、予定がないのが問題なんじゃないと思う。
“自分で決めてない時間”が多いと、不安になるんだよ。
学校とか部活とか、
用意された流れに乗ってる時は考えなくて済むけど、
何もない日は、急に自分と向き合わされる」
蓮司
「Rさんさ、“何かしてないと価値がない”って
どこかで思わされてきたんじゃないかな。
成果とか、役割とか、
そういうものがない時間を
“空白”じゃなくて“無”だと感じてしまう。
でも、それってかなり苦しい考え方だよ」
日下部
「……俺は、“一人が好き”と“一人で平気”は
別だと思ってる。
Rさんは一人が嫌いなわけじゃない。
ただ、誰からも見られてない時間に、
自分が消える感じがするんじゃないか」
遥
「予定がある=存在してる、
みたいになってるんだよな」
蓮司
「そう。
だから忙しい日は安心する」
日下部
「……逆に言うと、
何もない日に不安になるのは、
自分をちゃんと見てる証拠でもある」
遥
「誤魔化せなくなるからな」
蓮司
「Rさんが怖いのは、
“暇”じゃなくて“意味のない自分”なんだと思う」
日下部
「……でも、人って本来、
何もしない時間も含めて存在してる。
役割が外れた時に残るものが、
本当の輪郭だから」
遥
「いきなり“何もしなくていい”は無理だろうけど」
蓮司
「“今日はこれだけやった”じゃなくて、
“今日はどう感じたか”を一個だけ拾うとか」
日下部
「……予定がない日は、
自分の声が一番聞こえる日でもある」
遥
「Rさんが消えてるんじゃない。
静かすぎて、目立たなくなってるだけだ」
🗝 三人からのことば
遥
「予定がない日は、弱い日じゃない」
蓮司
「役割がなくても、人は存在していい」
日下部
「何もない時間に残る感覚を、切り捨てないでほしい」
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