「ここ、ここ!」
麻美に行きたい店があると言われ、最寄りの駅を出て彷徨うこと数十分。
やっとのことで目的の店に辿り着くことができたようだ。
「ここ?良かった、辿り着けて」
予想以上に歩かされ、店に着くころにはすっかり空腹MAXで、ついつい本音が漏れてしまった。
「ごめんって。前に一度、佑志に連れてきてもらっただけだったから記憶も曖昧で……」
本当に悪いと思ったのか手を合わせ謝ってきた。
「いいよ、着けたし。それに麻美が道に迷ってまで来たかったってことは美味しいってことでしょ?」
「うん、それは保証する。絶対に奈緒と来ようって思ってたんだから」
麻美は自信満々に言うと、店のドアを開けた。
「いらっしゃいませー!!」
ドアを開けた瞬間、店員の元気な声が響き渡る。
私たちはその声にやや圧倒されながら店員に店の奥の方の半個室の部屋に案内された。
「でもちょっと想像していた****************
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