これは「好奇心は時に」 の続きです
ちなみに「最凶に魅入られた少女」という連載をネタバレになるかならないかの間くらいのストーリーです。 ご了承ください。
その無邪気な笑顔
残酷な程に純粋で
綺麗
今、少女ほど純粋な者は居ないだろう
その残酷さと引き換えに
少女はあるものを忘れました
優しさを忘れました
慈悲を忘れました
平和を忘れました
・・・
その時、強き者は思いました
(なにかが足りない)
(もっと残酷で美しくするにはどうすればいいんだろう)
そこで微笑
「ああわかった」
昔の「慈悲」の人格を入れてしまおう
殺意と慈悲でうめく姿
自分の罪の重さに気づいた慈悲の人格
慈悲を拒絶する殺意の人格
それが見たい
「これは面白いことになりそうだ♪」
少女は壊れました
慈悲は狂い
殺意は笑う
何もかもがめちゃくちゃでした
でも強き者は
「ああ綺麗だ」
「もっと狂った姿を見せて?」
強き者は「殺意」をイヴィルと呼びました
慈悲の部分は、もう分かるでしょう?
「リア」
闇時雨が生きていた頃の名前
本当の名前
『なんで?どうしてこうなるの?』
『イヴィル、お願い。だれも傷つけないで』
『嫌に決まっているでしょう?』
『なんで殺しを拒むんですか?楽しいですよ?』
『やだ…やだぁ…』
『まあ、あなたがどう言おうと関係ありません。』
『この体は私のものです』
世界は崩壊しました
それだけです
あのあと自我を壊され、時雨に拾われたのはまた別のお話
(闇の連載もよろしくです!)
コメント
2件
はぁ…好きですわ(語彙力喪失)