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昼休みが終わる。チャイムが鳴る。先生が教室へ入る。
先生
椅子を引く音が重なる。遥も静かに座る。先生は出席簿を開いた。
先生
佐藤
先生
田中
いつもの返事が続く。
先生
遥
返事はした。けれど、肩が一瞬だけ跳ねた。日下部はそれを見ていた。
放課後。教室。
蓮司
遥
振り向く。
日下部
遥
蓮司
蓮司
遥は少し考える。
遥
日下部
遥
首を横に振る。
蓮司
日下部
蓮司
遥
蓮司
遥は黙る。答えようとして、言葉が出ない。
日下部
遥
蓮司
遥は机を見る。しばらく黙ったまま、ぽつりと口を開く。
遥
遥
蓮司
遥
遥
日下部
遥
遥
遥
遥
蓮司
遥
遥
遥
遥
遥
教室が静かになる。
日下部
遥は頷く。
遥
遥
遥
蓮司
遥
蓮司
遥
日下部
遥は少しだけ目を伏せた。
遥
遥
遥
蓮司
遥
遥
遥
遥
遥
遥
蓮司は何も言わない。
遥
遥
遥
日下部
遥
遥
その言葉に、二人は黙る。
蓮司
蓮司
蓮司
遥
日下部
遥
蓮司
蓮司
遥は少し笑った。笑ったというより、困ったように息を漏らした。
遥
遥
遥
遥
遥
遥
日下部
遥
蓮司
蓮司
遥
遥
遥
遥
遥
蓮司
遥
日下部
遥は静かに頷いた。
日下部
遥は少し考えた。
遥
その自覚さえ、今まであまりなかったように。蓮司は机に肘をつく。
蓮司
日下部
蓮司
蓮司
遥は不思議そうに見る。
蓮司
蓮司
遥はすぐには返事をしなかった。少しして、小さく頷く。
遥
蓮司
日下部
日下部
日下部
遥は二人を見る。そして、小さく返事をした。
遥
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コメント
1件
遥ちゃんの「名前って、始まり」という感覚が切なかったです。呼ばれる=用事がある、終わるまで戻れない、という体の記憶。理屈では分かっても止まらない苦しさが伝わってきました。蓮司と日下部が「何も起きないことも覚え直せばいい」と提案するところ、すごく優しいなと思います。名前を呼んでもいいんだ、と少しずつ思えるようになるといいな。二人の静かな寄り添い方が好きです。