テラーノベル
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夜。リビング。テーブルの上に、遥のシャーペンが置いてある。宿題をしようとして、手を伸ばす。その瞬間。
沙耶香
遥の手が止まる。
遥
沙耶香
沙耶香
遥は動きを止めた。
遥
沙耶香
遥
沙耶香
遥
沙耶香
遥は首を振る。
沙耶香
沙耶香
遥
晃司が笑う。
晃司
遥は顔を上げる。
晃司
晃司
遥
遥
沙耶香
沙耶香
遥はシャーペンから手を離す。数秒。黙って立つ。
玲央菜
遥
玲央菜
遥は小さく息を吸う。
遥
遥
沙耶香は肩をすくめる。
沙耶香
晃司
晃司
笑い声。遥はシャーペンを持つ。宿題を始める。颯馬が横から覗く。
颯馬
沙耶香
晃司
遥は何も言わない。
翌日。教室。
日下部
遥
渡そうとして、また手が止まる。
遥
誰に聞けばいいのか、一瞬だけ考える。その癖だけが、家から学校まで、そのままついてきていた。
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コメント
1件
うわ、これ……くるもんがあるな。沙耶香たちの「勝手に触るな」「教わらなかった?」の連続、めっちゃリアルで息苦しかった。遥が縮こまって、謝るタイミングすら奪われてる感じがひしひし伝わってきたわ。最後の「その癖だけが、家から学校まで、そのままついてきていた」が刺さりすぎる。家で培われた遠慮が、外でも無意識に出ちゃうの、つらいな……。でもこういう細かい心理描写がしっかりしてて、引き込まれた。