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野生の腐女子
6
昼休み。空き教室。蓮司はパンを食べている。日下部は本を閉じた。遥はプリントを見ていた。 コンコン。 ドアがノックされる。三人が振り向く。
男子生徒
遥
男子生徒
その一言で。遥の手が止まった。
男子生徒
遥
男子生徒はそれだけ言って戻っていく。教室は静かになる。
蓮司
遥は返事をしない。机の上を見たまま動かない。
蓮司
遥
日下部
遥
遥
蓮司
遥
遥
蓮司は少し眉をひそめる。
蓮司
蓮司
遥
遥
蓮司
遥
遥
遥
日下部
遥は頷く。
遥
遥
蓮司
遥
遥
遥
蓮司
遥
蓮司
蓮司
蓮司
遥は黙る。
蓮司
遥
遥
遥
蓮司
遥
遥
遥
日下部
遥
小さく頷く。
蓮司
蓮司
遥
蓮司
遥
蓮司は言葉を失う。その時。 コンコン。 またドアが開く。さっきの男子生徒だった。
男子生徒
男子生徒
男子生徒
遥
男子生徒
ドアが閉まる。静かになる。
蓮司
蓮司
遥は何も言わない。ゆっくり息を吐く。その息は、安心したというより。張り詰めていたものが切れたようだった。
蓮司
遥
遥
遥
蓮司
遥
遥
遥
遥
日下部
日下部
遥は頷く。
遥
遥
遥
蓮司
遥
遥は小さく呟く。
遥
教室はまた静かになった。 「先生が呼んでる」 たったそれだけの言葉で。遥の中では、何もかも悪い方向へ決まってしまう。それは今も変わらない、長い時間をかけて身についた反応だった。
コメント
1件
うわあ、この回めっちゃ沁みた……😭💦 「先生が呼んでる」ってたった一言で、遥の中で全部悪い方向に決まっちゃうの、胸がギュッてなった。謝るのが癖になってて「違うこともあるんだ」って気づくシーン、切なすぎる。蓮司くんの戸惑いも優しくて、日下部くんの「癖か」って察し方も好き。最後の「知らなかった」が刺さったよ…🫂💕