早朝に止んだ雨
道路に残った雨水が
太陽で反射して輝いて
朝から眼が疲れる
榊 美 月
水で出来てると言われれば 信じてしまう様な
そんな透き通った声に顔を上げた
本当輝いていると思う
雨水と違って眼も疲れない
梶 原 湊
榊 美 月
口元を綺麗に緩めて笑う
榊 美 月
梶 原 湊
少し前髪を変えただけ
たったそれだけ
それなのに気付いてしまうんだ
榊 美 月
榊 美 月
榊 美 月
梶 原 湊
きっと言ってしまえば この気持ちもバレてしまう
だから
全て打ち明けるのはもう少し後
榊 美 月
梶 原 湊
君がモデルだから
『 地 味 な 華 』
なんて言える訳も無くて
君にこの本を見せるのは きっと未だ先の事
榊 美 月
梶 原 湊
榊 美 月
悪戯っぽく此方を見てクスリと笑う
そういう君は見ていて楽しい
君が期待してくれるのなら
俺はこの小説を 素敵なハッピーエンドにする
君は登校中ずっと 小説の事を引きずっていた
きっとそれは暑さの所為だろうけど
梶 原 湊
無邪気に笑う君も
ちょっとした事で不貞腐れちゃう君も
愛おしく思えるのは全部夏の所為
夏が終われば君は離れてしまいそうで
ひとつ決める
夏が終わる前に 君にこの気持ちを伝えよう
コメント
2件
まじで愛してます定期(( 水を美月ちゃんに例えてるのがもう美しすぎる(?) 湊くんの小説私もみたいです( 次話が楽しみすぎる🫶🏻️