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高校三年生・仮名:Wさん
周りのノリに合わせるのがしんどいです。
クラスとか友達同士で、テンション高くふざけたり、盛り上がったりする空気があるんですけど、正直、そこまでテンション上げられないし、無理に合わせるとすごく疲れます。
でも合わせないと、「ノリ悪い」とか「冷めてる」って思われそうで、結局頑張って合わせてしまいます。
その場ではなんとかやれるんですけど、あとでどっと疲れて、「自分何やってるんだろ」ってなります。
無理して合わせるのも嫌だし、浮くのも怖いです。
どうしたらいいですか。
遥
「それ、“空気に自分を合わせすぎて削れてる状態”だな。周りに寄せること自体は悪くないけど、寄せ方が強すぎる」
蓮司
「ノリってさ、“全員が同じテンションじゃないとダメ”ってわけじゃないんだよな。でもWさんは、“完全一致しなきゃ”って思ってる感じある」
日下部
「Wさんは“浮くこと=関係が崩れる”と捉えている。そのため、違和感を感じても調整を優先している」
遥
「でもさ、全部合わせてると、“自分のテンションの基準”なくなるぞ」
蓮司
「その場では成立しても、終わったあとに反動くるのはそれだよな。ずっと他人基準で動いてるから」
日下部
「過剰適応は、短期的には有効だが、長期的には消耗を生む」
遥
「じゃあ合わせるなって話かっていうと、そうでもないんだよな」
蓮司
「ゼロか100かじゃなくて、“ちょい乗る”くらいでいい」
日下部
「完全に同調する必要はない。“参加していること”が伝われば十分だ」
遥
「例えばさ、無理に大声で笑わなくても、軽く笑うとか、リアクションするだけでもいい」
蓮司
「それだけで、“場にいる人”にはちゃんと見えるしな」
日下部
「ノリとは、“同一化”ではなく“共有”だ」
遥
「あとさ、“テンション低い=ダメ”って思い込みもあるだろ」
蓮司
「でも実際、落ち着いてるやつって普通にいるしな。それで嫌われてるわけでもない」
日下部
「むしろ、多様な温度があることで場は安定する」
遥
「全員ハイテンションだったら、逆に疲れるしな」
蓮司
「だからWさんがちょっと落ち着いてるのも、別にマイナスじゃない」
日下部
「問題は、“自分の感覚を無視していること”だ」
遥
「しんどいって感じてる時点で、やりすぎなんだよ」
蓮司
「そのサイン無視し続けると、人と関わること自体嫌になるしな」
日下部
「調整すべきは、“他人との距離”ではなく“自分の使い方”だ」
遥
「全部合わせるんじゃなくて、“自分のまま少し乗る”。それくらいでちょうどいい」
蓮司
「浮くかどうかより、“無理してないか”で見た方がいいな」
日下部
「……関係は、無理を続けることで維持するものではない」
遥
「疲れる関わり方、ずっとは続かないからな」
🗝 三人からのことば
遥
#読み切り
222
「全部合わせなくていい。“少し乗る”でいい」
蓮司
「ノリは一致じゃなくて、参加でいい」
日下部
「自分を削る合わせ方は、長く続かない」