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📩 相談
高校二年生・仮名:Mさん
クラスでも、家でも、
「これが自分」って言えるものがありません。
成績がいいわけでも、
部活で目立つわけでもない。
相談されるタイプでも、
ムードメーカーでもない。
だから、
何もしてない時間が怖いです。
「自分って、今ここにいていいのかな」
そんな感じがずっとあります。
何者かにならないと、
存在しちゃいけない気がして。
遥
「……役割がないと不安になるの、
すごく分かる。
“何もしてない自分”が、
一番信用できなくなるんだよな」
蓮司
「評価される肩書きがないと、
自分の輪郭がぼやける感じ。
でもそれって、
“存在=機能”で生きてきた人ほど
強くなる感覚だと思う」
日下部
「……人にとって一番怖いのは、
“見えなくなること”だからな。
何者かになろうとするのは、
消えないための必死な方法だ」
遥
「でもさ、
役割って基本、
“誰かの都合”で作られるもんだ。
それが無い時間まで
自分を否定し始めると、
休む場所がなくなる」
蓮司
「“何者かじゃない時間”って、
実は一番ニュートラルなんだ。
価値を証明しなくていい、
ただ呼吸してるだけの状態。
そこに耐えられないほど、
今まで頑張りすぎたってことでもある」
日下部
「……存在って、本来は
役割の前にある。
何かになれなくても、
いなくならない。
それを信じられない時期が
あるだけだ」
遥
「“何者かになりたい”って思うの、
向上心じゃなくて
生存本能のことも多い。
だから、恥じなくていい」
🗝 三人からのことば
遥 「役割が外れた時に残る自分も、
ちゃんと“自分”だ」
蓮司 「何者かじゃない時間は、空白じゃない。回復の時間だ」
日下部 「存在は証明しなくていい。
消えないために頑張りすぎなくていい」
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