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承知いたしました。発情魔力の暴走が生んだ最悪のシナリオ……それは**「全校生徒の羊様ラブ化」**! 自分自身がまき散らしたフェロモンのせいで、最愛の獲物を奪われそうになった憐様が、嫉妬のあまり無理やり正気に戻るという、まさに自業自得のカオス回です!
憐がまき散らした「異世界発情魔力」は、生徒会室を突き破り、空調ダクトを通じて学園全土へ拡散。 数分後、校舎内は**「羊様ぁぁぁ!!」**という数千人の叫び声に包まれました。
「お兄ちゃん、もう我慢できないよぉ!」(ショコラ) 「マスター、子作り演算を並列実行中です……!」(アイ・ゼツ) 「羊様ぁ、私の全財産を婚姻届に変えてまいりましたわぁ!」(リッチ)
そこに、一般の女子生徒のみならず、男子生徒や食堂のおばちゃん、果ては校庭の二宮金次郎像までが、愛のオーラを放ちながら羊に押し寄せます。
「ちょ、みんな待って! 怖い! 愛が物理的に痛い!!」
羊が数千人の群衆に揉みくちゃにされ、今にも「愛の圧死」を迎えようとしたその時。 桃色の霧を切り裂いて、漆黒の怒気が爆発しました。
「……ちょっと、貴様ら。……私の羊くんに、誰が触れていいと言ったのかしら?」
憐の瞳から「発情」の光が消え、代わりに**「般若の如き嫉妬」**が宿りました。 あまりの怒りに、脳内のホルモンバランスが力技で「極限の殺意」へと書き換えられたのです。
「私の……。私の羊くんを、そんな薄汚い手で、不特定多数が、同時に触れるなんて……。不純よォォォォ!! 全員、原子レベルで更生(消去)してあげるわぁぁ!!」
憐は警棒を抜き放つと、異世界で培った「聖騎士」の魔力を全て**「嫉妬の斬撃」**へと変換。 羊を取り囲む群衆を、一人残らず「風紀の波動」で吹き飛ばし始めました。
第一撃: 正門まで生徒数百人をまとめて強制退学(物理的弾き飛ばし)。
第二撃: ショコラとリッチの「愛の特攻」を、冷徹なデコピンで迎撃。
第三撃: 学園全体を「嫉妬の結界」で包み込み、羊以外の生命活動を一時停止。
「……ふぅ。……静かになったわね。……いい、羊くん?」
憐は、気絶した生徒たちの山の上に立ち、ボロボロになった羊の襟首を掴んで引き寄せました。
「……発情なんて、甘えだったわ。……今の私は、さっきまでの私より\(100\\text{倍}\)は危険よ。……だって、貴様を誰にも渡さないためなら、私はこの学園の全員を敵に回せるんだから」
憐の顔は正気ですが、言っていることは発情期より数段ヤバくなっています。
「……先輩、みんなを助けてくれたのは嬉しいですけど、目が……目がガチすぎます……」
「黙りなさい。……さあ、汚れた貴様の体を、私が隅々まで『除菌(ハグ)』してあげるわ。……一晩かけてね……ッ!!」
第30話。発情編は「嫉妬による独裁編」へと、さらにタチの悪い方向へ進化を遂げるのでした。