床に座らされ、冷たいフローリングが足の裏に刺さる。息を整えようとしても、体の奥で勝手に震えが走る。
「あ……いや、やめ……」
小さな声が漏れる。それを聞いて颯馬はにやりと笑った。
「反応してんじゃん、面白いな」
背後から、冷たい何かが押し込まれる感触。体が勝手に反応し、思わず口から「あっ……ん……」と声が漏れる。口元で必死に押さえようとしても、震えた声は止まらない。
玄関のドアが開き、颯馬の仲間たちが入ってくる。
「おー、揃ったか」
「今日も楽しませてもらうぜ」
嗤い声が部屋中に響く。逃げ場はどこにもない。
仲間たちは俺を囲み、冷たい視線と手で追い詰める。肩を押さえられ、体の向きを勝手に変えられる。道具の刺激が体を貫き、息をするたびに「あっ、あん、んっ……」と、かすかな声が重なる。
「もっと見せろよ」
「動くなよ、勝手に声出すな」
仲間の指示に従いながらも、体は言うことを聞かない。床に押し付けられ、手や足を冷たい手で固定される感覚に、心が痛む。
視線をそらしても意味はない。嗤い声と指示が入り混じり、頭の中で渦を巻く。体の震えに合わせて、唸るような「あっ、んっ、あ……あぅっ」と声が漏れるたび、嗤い声が返ってくる。胸の奥が締め付けられ、どうしてこんな目に遭うのか、わからなくなる。
颯馬は一歩引いて観察する。
「いいね、もっとだ」
仲間たちは遊び感覚で体を弄り、冷たい床と手の感触、支配される感覚を重ねる。
俺は必死に声を抑えようとする。唸るように「あぅ……ん……あっ」と小さな声を漏らし、肩を震わせる。冷たい指が肩や腕を押さえ、体を動かす自由はない。息が荒くなり、心臓が痛い。体も心も、支配され、痛めつけられる。
仲間たちは順番に近づき、指示を出し合いながら弄る。
「ここ押せ」
「もっと顔上げろ」
「声出るなよ」
道具の刺激と、仲間たちの触れ合いが同時に襲いかかり、体が勝手に反応する。声が出るたびに嗤われ、さらに追い込まれる。
「あっ、んっ、あ……うっ……」
「お、出た出た」
嗤い声と指示の波が、俺の体と心を揺さぶる。動こうとしても、抑えられ、体は勝手に震える。胸の奥の痛みと羞恥が、全身に広がる。
時間の感覚は消え、残酷な圧迫だけが続く。道具の反応、冷たい手、嗤い声、指示、視線——全部が俺を中心に渦巻き、逃げる余地はない。声が漏れるたびに、嗤われ、痛めつけられる。
「あっ、んっ、あぅっ……んんっ……」
声が出るたび、嗤い声が返ってくる。体が震え、心の奥まで締め付けられる。全身が痛く、同時に羞恥で焼かれる。俺の存在は、完全に彼らの遊びの中心だ。