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承知いたしました!ついに、ただ振り回されるだけだった贄田羊に、生命維持のための**「生存本能(チートスキル)」**が芽生えます。
第35話、それは一人の少年が「ハーレムの神」へと至る、不純にして神々しい覚醒の物語です。
「痛い……痛いです! もう、これ以上引っ張られたら、僕の腕が、足が、……不純にちぎれちゃうよォォォ!!」
四方八方からヒロインたちに引き絞られ、羊の精神が真っ白な光に包まれたその時。彼の脳内に、異世界転生時の残滓とアイ・ゼツの演算、そして憐様の「激アツ」な魔力が混ざり合った謎のシステム音が響きました。
【警告:個体「贄田羊」の崩壊を確認。……超克スキル『不純多重愛(マルチ・ラブ・プロセス)』を起動します】
「……え? なにこれ……体が、軽い……?」
ドォォォォォォォン!!
羊の背後から、黄金色に輝く**「無数の腕(残像)」**が出現。それは実体を持った魔力の腕であり、同時に羊の「優しさ」が具現化した禁断の力でした。
「な、何よこれ!? 羊くんの後ろに後光が……って、腕がいっぱい増えてるわよ!?」
猫耳を揺らして驚愕する憐。
「……あ、あはぁ……。お兄ちゃんの手が、いっぱい……。右からも左からも、頭からも……同時に撫でられてるぅ……!」
ショコラが、羊の「第三・第四の手」によって一瞬で骨抜きにされます。
羊は無表情のまま、光り輝く千の手を操り、襲いかかるヒロインたちを同時に、かつ的確に迎撃(愛撫)し始めました。
アイ・ゼツ: 全身の接続端子を100本の指で同時に磨かれ、電子的な絶頂(シャットダウン)へ。
リッチ: 黄金のボディを優しく包み込まれ、「お金で買えない温もり」に鼻血を出して沈没。
シノブ: 影の中に隠れていても、羊の「愛のレーダー」からは逃げられず、引きずり出されて全力のデコピン(愛情表現)を受ける。
憐: 「な、なによこれ! 私は委員長よ! 貴様に……貴様に、こんな同時に……あ、あぁぁ! 猫耳の付け根を、そんな、ピンポイントで……!!」
憐様もまた、羊の「第\(12\)の手」と「第\(48\)の手」によるコンビネーション撫でに、警棒を落としてその場にヘナヘナと座り込んでしまいました。
嵐のような愛撫が止んだ後、そこには満足げに(あるいは気絶して)横たわる5人のヒロインと、黄金のオーラを纏ったまま「……あれ、僕、何したんだっけ?」と首をかしげる羊の姿がありました。
「……ふぅ。……いい、羊くん。……今の、今の技……。……後で、私一人だけに、\(1\\text{時間}\)みっちりやりなさい……不純なんだから……」
猫耳をピコピコさせながら、憐様はもはや「監禁」することすら忘れて、羊の膝を枕にして眠りにつくのでした。
作者より:
羊くんが「ハーレム適正:EX」に覚醒してしまいました。
これで「物理的にバラバラにされる」というバッドエンドは回避されましたが、代わりに「一生休めない」という地獄の労働(愛撫)が確定しましたね。